世界初! BluetoothとDECTに対応したポケット型補聴器

ポケット型補聴器「おうち補聴器 つながるポケット WH-J25D」

　パナソニックは、BluetoothとDECTに対応したポケット型補聴器「おうち補聴器 つながるポケット WH-J25D」を3月3日より発売する。希望小売価格は128,000円。

　BluetoothとDECT準拠方式の2つのワイヤレス通信に対応したポケット型補聴器。2つの通信方式に対応し、音声ナビ機能を搭載したのは同製品が世界で初めてだという。テレビやBluetooth対応の携帯電話、DECT対応の電話機やドアホン(パナソニック製)とつなぐことで、直接音声が入力され、音声が聞き取りやすくなる。また補聴器を介して聞くことで、テレビのボリュームを上げる必要がなく、家族との会話を楽しみながらテレビを視聴できるという。

　更に新たな機能として、電話着信や来客時のチャイムを音声と通知音で知らせる「音声ナビ」機能を搭載。聞き逃しを低減するほか、操作もわかりやすいダイヤル式とした。

BluetoothとDECTを利用した無線接続で、ノイズの少ない音で聞き取れる

電話やテレビの音が聞き取りやすいほか、パナソニック製のドアホンと接続することもできる

　補聴器としての機能では、左右それぞれに独立したICチップを搭載。高度な補聴処理ができるため、騒音があっても聞き取りやすく、耳への負担やストレスも低減させる。また、パナソニック独自のダイコティック補聴技術も搭載。左右の耳で母音と子音を分担して、聞き分けることができるため、はっきり聞こえない言葉をより分かりやすくする。そのほか、ハウリングを抑える機能、周囲の雑音を抑える機能なども備え、補聴器としての機能にも徹底してこだわった。

　本体の適応難聴度は軽度～高度。電源はリチウムイオンで、連続使用時間は補聴動作時で約15時間、テレビ視聴時で約12時間。