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1斤のパンを60分で焼き上げるホームベーカリー

ホームベーカリー SD-BMT1000 ブラウン
模様がきれいに入ったマーブルパン

 パナソニックは、パンを約60分で焼き上げる「ホームベーカリー SD-BMT1000」を9月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は37,000円前後(税抜)。

 1斤タイプのホームベーカリー。時短メニュー「60分パン」コースを搭載する点が特徴。「ねり」行程の回転速度を自由に変更できるインバーターモーターの採用により、生地を温めながら高速でねることでねり時間が短縮され、発酵、焼成も含めて約60分で1斤のパンを作れるという。

 また、インバーターモーターの低速ねりにより、生地にマーブル模様が作れる「マーブルパン」コースを新たに搭載した。コーヒーや抹茶、ココアなどのペーストを運転途中で投入することで、途中で生地を取り出して手動で模様を作る成型作業の手間なくマーブルパンが作れるという。

 そのほか、小麦の風味を感じられるパンが焼ける「パン・ド・ミ」コースを搭載。インバーターモーターならではの独自の調理プログラムやレシピを開発したことで、新たに「もちもち」と「ふんわり」の2つの食感を選択できるようになった。皮が薄めでパリッとした食感を楽しめる従来のコースと合わせて、合計で3種類の食感を選ぶことができる。

 もちもちパン・ド・ミコースでは、「前ねり」で粉と水を低速で混ぜてから、段階的に速度を高めつつ長めに生地を練る。続く「後ねり」で、水分量の多い生地を高速で練り、しっかりまとめることで、もちもちとした食感を実現するという。

 ふんわりパン・ド・ミコースでは、薄力粉を配合したふんわりした食感を実現。「前ねり」では粉と水を低速で混ぜた後、速度を抑えつつ生地をさっくり混ぜる。その後の「ねかし」を長めにすることで、粉と水がゆっくりなじみ、グルテンがほどよく生成されるためふんわりとした食感になるという。

 本体サイズは241×304×347mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は5.6kg。消費電力は430W。カラーはブラウン。

中野 信二