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“ライトと遊ぶ”がコンセプト、台湾の高級LEDライトが本格上陸
(2014/4/10 15:59)
台湾の照明メーカーQisDESIGN(キスデザイン)は、日本のLEDライト市場に本格参入することを発表した。一部の製品は既にインテリアショップやヤマギワオンラインストアで販売しており、今後さらなる販路の拡大を見込む。
QisDESIGNは、パソコンやテレビなどの電子機器を手掛けるBenQグループの照明ブランド。2009年に初めて製品を発売し、現在は30カ国以上で主に高級LEDインテリアライトを展開している。家庭用だけでなく、ホテルや店舗向けにも出荷している。
QisDESIGNでは、LEDモジュールの開発から自社で手掛ける。BenQグループがLED液晶で培った技術を照明機器に応用し、多重影のない光を実現したという。
デザイン面では、“技術とデザインの融合”をコンセプトに、珊瑚やクラゲ、水晶やピアノなど、遊び心のあるモチーフを取り入れている。
QisDESIGNのデザイナーの1人、CR・チェン氏は、LEDライトについて「LEDは、温度が低く、光源が薄いので、人が触れることができる点や、デザインの自由度が高い点がメリット。昔の電球は熱くて触れることができなかったが、QisDESIGNのLED照明はライトと遊ぶことをイメージして作っている」と語り、インタラクティブな照明のあり方を提案した。
シリコン製アームでしなやかに曲がるデスクライト
日本市場の本格参入に伴ない、新製品のLEDデスクライト2機種も発表された。いずれも、アーム部にシリコン素材を採用し、自在にアームを曲げて、光の向きを調節できる点が特徴となる。
「コンパッソ・デスクライト」は、文房具のコンパスをイメージしたデザイン。アームにはスライドレールが付属し、光源の高さや角度を無段階で調節できる。台座部も360度回転するため、好みの向きに光を照射する。使わない時は畳んでスリムに収納できる。
電源ボタンは、光源の端に付属。タッチ式で、簡単に電源のON/OFFと、調光が可能。
本体サイズは798×225×569mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は4.3kg。明るさは1,500lx(直下40cm)~2,700lx(直下30cm)。消費電力は12W。希望小売価格は98,000円((税抜))。
「ハタ・テーブルランプ」は、自在に曲がるアームが特徴。人体のようにしなやかに曲がることから、ヨガの中でも一般的な「ハタ・ヨーガ」にちなんで名前を付けたという。
電源ボタンは光源の近くに搭載し、長押しすることで明るさを調節できる。
本体サイズは400×180×400mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は2.2kg。明るさは1,200lx(直下40cm)~2,200lx(直下30cm)。消費電力は6W。希望小売価格は98,000円((税抜))。