ビルトイン形浄水器の例(ブリタ)。本体はシンクの下に配置される 調査会社の矢野経済研究所は、浄水器および整水器市場の調査結果を公表した。
レポートによれば、2012年の浄水器・整水器市場は、対前年比マイナス1.4%の415億円にとどまっていた。しかし、2013年に入って、新築住宅での浄水器の設置比率が高まっており、2013年度は448億円、2014年度は460億円へ拡大すると予想している。新築住宅では、水栓機器と一体化した蛇口一体型浄水器や、大容量のビルトイン形浄水器の設置が増えているという。
また、水素水などが生成できるアルカリイオン整水器は、「水素水」の認知が広まっており、今後は販売が増えると予測している。