ツインバード、“髪の毛が揺らがない程の超微風”を送り出す扇風機

コアンダエア EF-D949B

 ツインバード工業は、“髪の毛が揺らがない程の超微風”を送り出す扇風機「コアンダエア EF-D949B」を4月下旬より発売する。価格はオープンプライス。市場想定価格は2万円前後。

 羽根の内側を空洞にし、内側に気流を引き込むことで、ムラのない心地の良い風を送り出す扇風機。従来モデルよりも、羽根の表面積を大きくし、さらに省エネ性の高い24VのDCモーターを採用したことで、送風効率と静音性を向上させた点が特徴。これにより、“髪の毛が揺らがない程の超微風”を作り出し、隣で眠る人の息遣いまで聞こえるほどの静かさになったとしている。

従来モデルよりも、羽根の表面積を大きくして、送風効率と静音性を向上させた省エネ性の高い24VのDCモーター
羽根の内側が空洞になっている上がコアンダエア、下が従来の扇風機の風の流れを図式化した様子。コアンダエアでは、ムラのない風を直進させて送り出す

 機能面では、「オート微風」を搭載。エアコンの冷房と併用した際に、周辺温度が設定温度以下になると温度センサーが検知して、風量を自動で微風に切り替える。エアコンと併用することで、室内温度を効率よく調整でき、節電に繋がるという。

 消費電力は3~30Wに抑えた。1カ月の電気代は、いちばん弱い風で1日8時間使った場合、約16円という。

 運転モードは、「リズム」と「オート」が用意される。それぞれ約2/4/8時間のオフタイマー機能も備える。オフタイマーは、電源を入れると自動で8時間に設定されるため、使用後の消し忘れを防げるという。

 風量は、一番弱い「微風」から、風呂あがりに最適な「涼風」まで、20段階で選べる。風向きは、左右約80度の首振り機能のほか、上方向に約28度、下方向に約14度に調節できる。

 手入れの面では、羽根やガードは工具なしで簡単に取り外せるため、女性にも気軽にメンテナンスできるという。

 本体サイズは約340×340×865mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約4.5kg。高さは10段階で調節可能。電源コードの長さは約2.5m。本体上部には持ち運びに便利なコンパクトハンドルが付属する。カラーはブラック。

羽根やガードは工具なしで簡単に取り外せるため、手入れしやすい本体上部には持ち運びに便利なコンパクトハンドルが付属微風モードも設定できるリモコン





(小林 樹)

2012年4月17日 15:11