サンワサプライ、消費電力をつぶやく「ワットチェッカー Tweet」

ワットチェッカーTweet TAP-TST9

 サンワサプライは、インターネットのつぶやき投稿サイト「Twitter」に消費電力などを自動で投稿する「ワットチェッカーTweet TAP-TST9」を発売した。希望小売価格は29,400円。直販サイトでの価格は24,800円。

 電子機器を使用する際の消費電力や二酸化炭素量を測定する検電器。本体に無線LANを内蔵し、iPhoneやスマートフォンで設定することで、測定結果をTwitterに自動で投稿できる点が特徴。投稿する項目は「電圧(V)/電流(A)/有効電力(W)/積算電力量(kWh)/電気料金(円)/二酸化炭素排出量(kg)」の6つ。Twitterと連携させることで、スマートフォンやパソコンを介し、いつでもどこでも消費電力や電気料金の確認が可能になるという。

iPhoneやスマートフォンを介して、「twitter」に測定結果を自動で投稿する

 なおtwitterに接続するには、iPhoneやスマートフォンで、無料の専用アプリ「WattChecker Commander」をダウンロードする必要がある。このアプリでは、測定データをグラフ化し、測定場所をMAPで表示するなどの機能も備わっている。対応端末はiPhone/iPod touch/iPad iOS 4.1以降、Android OS 2.2以降。

「WattChecker Commander」では、測定データをグラフ化し、測定場所をMAPで表示するTwitterに投稿したデータは2次利用が可能

 TAP-TST9本体の使い方は、機器の接続後に測定ボタンを押し、モニターに数値を表示する。測定項目は、「電圧(V)/電流(A)/有効電力(W)/皮相電力(VA)/周波数(Hz)/力率(PF)/積算電力量(kWh)/積算時間(H)」の8項目。

 同社では、節電に役立つほか、日常で使用する家電に使うことで、離れた場所で暮らす家族の安全や安否確認にも利用できるとしている。

節電に繋がるほか、1人暮らしのお年寄りなど、場所で暮らす家族の安全・安否確認にも使えるという

 本体サイズは60×36×130mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約145g。定格容量は15A、125V。1,500Wまで使用できる。消費電力は約9.5Wで、入力電圧が高くなると、比例して上がるという。なお本体の消費電流は、測定結果とは分離されている。






(小林 樹)

2012年3月1日 12:43