東芝、ペット臭やタバコ臭をすばやく脱臭する加湿空気清浄機

 東芝は、ペット臭やタバコ臭をすばやく脱臭する加湿空気清浄機「CAF-KN48X/CAF-KN35X」の2機種を9月16日より発売する。市場想定価格は、1時間当たりの加湿能力450mlのCAF-KN48Xが33,000円前後、350mlのCAF-KN35Xが25,000円前後。

CAF-KN48XCAF-KN35X

 同社独自の「ピコイオン」を放出する「ピコイオンユニット」を搭載した加湿空気清浄機。ピコイオンはウイルスやアレル物質の抑制、除菌効果などがあるという。

 CAF-KN48X/CAF-KN35Xでは、ペット臭やタバコ臭に反応する「高感度においセンサー」を搭載した点が特徴。ペット臭やタバコ臭を感知すると、自動的に風量を強めて運転し、すばやく脱臭するとしている。

 加湿機能では、温度と湿度の「Wセンサー」により、室温に合わせて湿度を自動的に制御する。

 フィルターは、「洗える脱臭フィルター/気化フィルター/集じんフィルター」の3種類を搭載した。脱臭フィルターは、水洗いが可能で、脱臭力を再生するという。気化フィルターは、目詰まりしにくい回転式を採用。さらに、保水量を高めるため、繊維を立体的に編み込んだ構造になっており、効率的に加湿できるという。

 フィルター交換の目安は、気化フィルターは約10年、集じんフィルターはCAF-KN48Xで10年、KN35Xで約5年となる。

 給水タンクの容量は、いずれも3.4L。タンクには、本体からワンタッチで取り外しできる「抗菌広口タンク」を採用した。衛生面では、清潔さに配慮した「抗菌タンクキャップ」と、トレイ内の水の菌の繁殖を抑制する「抗菌ガラス」を搭載した。

空気清浄機 CAF-N35

 加湿能力450mlのCAF-KN48Xの本体サイズは、380×250×580mm(幅×奥行き×高さ)。空気清浄の適用床面積は、22畳まで。加湿機能の適用床面積は、木造和室で8畳、プレハブ洋室で13畳まで。運転音は「強」運転時に最大49dBとなる。

 このほか、加湿機能を省略した「空気清浄機 CAF-N35」も同時に発売する。市場想定価格は13,000円前後。機能面では、高感度においセンサーと洗える脱臭フィルターを搭載している。



型番CAF-KN48XCAF-KN35XCAF-N35
空気清浄
適用床面積
22畳まで16畳まで
加湿適用床面積
(木造和室/プレハブ洋室)
8/13畳まで6/10畳まで-
1時間当たりの
加湿能力
450ml350ml-
タンク容量3.4L-
運転音(強/弱/静音)49/33/15dB43/33/15dB42/36/15dB
加湿時の消費電力
(強/弱/静音)
70/11/5W27/11/5W55/39/9.5W
(50Hz、空気清浄時)
本体サイズ
(幅×奥行き×高さ)
380×250×580mm400×173×480mm
店頭予想価格33,000円前後25,000円前後13,000円前後







(小林 樹)

2011年9月13日 17:47