東京/東北電力管内、供給予備率3%未満で「電力需給逼迫警報」を発出

~前日18時と当日8時半に計画停電を警告

 経済産業省は30日、東京/東北電力管内で計画停電を行なう可能性が高まった場合は、「電力需給逼迫警報」を発出すると発表した。

 電力需要が逼迫して、供給予備率が計画停電の恐れがある3%未満になる可能性がある場合は、前日18時に「電力需給逼迫警報(第1報)」が出される。当日8時30分の時点でも計画停電の可能性がある場合は「電力需給逼迫警報(第2報)」が出される。

 計画停電が実施される場合は、実施の2時間前に電力会社が告知を行なう。なお、9時30分から計画停電が実施される場合は、「電力需給逼迫警報(第2報)」も1時間繰り上げて7時30分に出される。

 終日の供給予備率見通しが3%以上となり、計画停電の恐れがなくなった時点で、「電力需給逼迫警報」は解除される。

電力需給逼迫警報の概要。第1報は前日18時、第2報は当日8時30分に発出される





(伊達 浩二)

2011年7月1日 16:56