東日本の標準電波送信所が停波中
~電波時計の時刻修正ができない状態に
電波時計の時刻を合わせるタイムコードを発信している福島県のおおたかどや山送信所の標準電波が停波している。
独立行政法人情報通信研究機構「NICT」のホームページに、「3月12日19時46分、福島原発に伴う避難命令に従い、おおたかどや山送信所は停波措置を取りました。復旧の見込みは未定です。利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。」という告知が上がっている。
日本の標準電波は、東半分がおおたかどや山送信所がカバーし、西半分を佐賀県と福岡県の県境にあるはがね山標準電波送信所がカバーしている。
今回の停波により、西半分の地域では電波時計の時刻修正が行なわれるが、東北や関東を始めとする東半分の地域では電波時計が正しい時刻を表示していない可能性があるので、注意が必要だ。
(伊達 浩二)
2011年3月14日 12:11
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