東芝キヤリア、お湯の使用状況をリモコンで確認できるエコキュート
東芝キヤリアは、お湯の使用状況を確認できるリモコンを搭載した寒冷地向けのエコキュートESTIA「フルオートタイプ」、「給湯専用タイプ」合わせて4機種を、1月25日に発売する。希望小売価格は、自動で湯はりをするフルオートタイプの370L「HWH-FB371CN」が785,400円、460L「HWH-FB461SCN」が869,400円、460Lローワイドタイプ「HWH-FB461CN」が890,400円、手動で給湯する給湯専用タイプの460L「HWH-F461SCN」が777,000円。
ESTIA エスティア 貯湯ユニット370Lタイプ | ヒートポンプユニット(室外機) |
マイナス25℃の外気温度まで使用可能な寒冷地向け製品で、お湯の使用状況がわかる「見エル~ネリモコン」と、夏場の入浴や半身浴などにも対応する「低め出湯・入浴タイマー」が特徴。
給湯量NaVi・どれだけNaVi |
「見エル~ネリモコン」に搭載した「給湯量NaVi」では、入浴時の給湯使用量が常時表示されるため、毎日の使用量や家族ごとの使用量がチェックができる。また、「どれだけNaVi」では使える湯量を数値で確認できるので、「給湯量NaVi」と併用することで、沸き増し運転の要否がわかる。これらの機能により、節水意識向上や無駄な沸き上げを軽減することに役立つという。
そのほか、気温が高い夏場の無駄な運転を抑えるため、温度設定を従来より3℃ずつ下げた「低め出湯」などを搭載する。
「フルオートタイプ」では、継続して風呂の湯はり回路内に銀イオンの発生ユニットを搭載。ニオイや浴槽のヌメリを抑制する効果があり、家族が入浴し終わるまで、快適に入浴できるという。
「給湯専用タイプ」でも、引き続き、設定湯量で給湯を自動停止する「オートストップ機能」を搭載。蛇口のしめ忘れによるお湯の入れすぎが防げるという。また、貯湯ユニットを並列に連結することで、大容量給湯システムとしても利用できる。
460Lローワイドタイプ「HWH-FB461CN」 |
このほか「フルオートタイプ」には、製品の高さを抑えた460Lローワイドタイプが新たに追加。標準タイプよりも高さが330mm低いため、半地下や軒下、屋内の天井梁下など制限のある場所へも設置しやすくなるという。
タイプ | フルオートタイプ | 給湯専用タイプ | ||
型番 | HWH-FB371CN | HWH-FB461SCN | HWH-FB461CN | HWH-F461SCN |
貯湯ユニット容量 | 370L | 460L | ||
用途 | 2~5人家族用 | 4~7人家族用 | ||
電源 | 単相200V | |||
年間給湯効率 (APF) | 3.3 | 3.2 | ||
運転音 (中間期/冬期) | 38/44dB | 42/46dB | ||
ヒートポンプユニットのサイズ (幅×奥行き×高さ) | 820×320×712mm | |||
貯湯ユニットのサイズ (幅×奥行き×高さ) | 630×730×1,800mm | 630×730×2,140mm | 700×800×1,810mm | 630×730×2,140mm |
希望小売価格 | 785,400円 | 869,400円 | 890,400円 | 840,000円 |
(小林 樹)
2011年1月13日 13:56