三菱、センサーで鍋底温度を検知して加熱を制御するIHクッキングヒーター

 三菱電機は、センサーで鍋底温度を検知して加熱を制御する「ビルトイン型IHクッキングヒーター」2タイプ、4機種を9月1日より発売する。製品の詳細は以下の表の通り。

ビルトイン型IHクッキングヒーター「3口IHタイプ CS-T30HNWS」2口IH+ラジエントタイプ CS-G30HNWS



型名タイププレート幅希望小売価格(工事費別)
CS-T30HNWS3口IH75cm372,750円
CS-T30HNS60cm351,750円
CS-G30HNWS2口IH+ラジエントタイプ75cm351,750円
CS-G30HNS60cm330,750円


 赤外線で鍋底の温度を検知して加熱を制御し、予熱の進み具合を音声ガイドで知らせる「高感度光センサー」を搭載したIHクッキングヒーター。高感度光センサー加熱は、従来「2口IH+ラジエント」タイプにのみ搭載していたが、新シリーズでは「3口IHタイプ」にも新たに搭載する。

 加熱方法では、コイルを三重にした独自のトリプルリングコイルによる「対流煮込み加熱」が特徴。トリプルリングコイルの外側と内側を交互に通電することで、鍋の中に対流を生み出し、鍋の中をかき混ぜながら加熱することができるという。

 グリル機能では、遠赤外線効果のあるコーティングを施したほか、付属の専用皿「グリルディッシュ」を使ってパンを焼くこともできる。

 お手入れ面では、取り外ししやすい吸気口ホルダーを新たに採用した。また、吸排気カバーは従来のパンチング式からデザインがすっきりとしたスリット式に変更した。

 3口IHタイプの最大消費電力は5.8kW。左右のIHヒーターの消費電力は3.0kWで、9段階に調節可能。中央のIHヒーターは1.5kWで、調節は5段階。グリル部は2.0kW。





(阿部 夏子)

2010年6月28日 14:48