象印、水質を変えて米の甘みを引き出す3合炊きIH式炊飯器

極め炊き NP-RC05

 象印マホービンは、プラチナコーティングを施した内釜を採用した3合炊きの炊飯器「極め炊き NP-RC05」を2月21日より発売する。希望小売価格は52,500円。

 お茶碗1杯(半合)から3合まで炊ける小容量タイプのIH式炊飯器。NP-RC05では、これまで上位機種にのみ搭載されていた内釜「プラチナ真空釜」を搭載したのが最大の特徴。

 プラチナ真空釜は、内側にコーティングしたプラチナナノ粒子の作用で、釜内の水質を弱アルカリ化する内釜。水質を弱アルカリ化することで、米の表面のタンパク質を分解し、熱が中まで伝わりやすくなるという。これにより、米の甘み成分は従来機種の約30%アップするという。

 炊飯機能では、好みの炊きあがりに合わせて、炊飯時の圧力が1気圧、1.15気圧。1.2気圧の3つから選べる「3段圧力機能」、通常炊飯より予熱時間を長くとることで、米をふっくらと炊きあげる「熟成炊き」機能などを搭載する。そのほか、炊飯メニューでは、もちもち度が3段階から選択できる「白米」メニューのほか、「おかゆ」「おこわ」「すしめし」「玄米」「玄米活性」「玄米がゆ」機能などを備える。

 本体サイズは230×320×195mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4.1kg。炊飯時の消費電力は700W。1回あたりの炊飯時消費電力量は130Wh、1時間当たりの保温時消費電力量は12.8Wh。本体カラーはワインレッド。




(阿部 夏子)

2010年2月8日 16:22