シチズン、コンパクトな上腕式/手首式の血圧計


上腕式血圧計の「CH-453F」(左)と、手首式血圧計「CH-650F」(右)
 シチズン・システムズはコンパクトサイズの上腕式血圧計「CH-453F」と、手首式血圧計「CH-650F」の2機種を、12月16日に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は、CH-453Fが5,000円前後、CH-650Fが4,000円前後。

 CH-453Fはカフ(碗帯)を腕に巻く「上腕式」、CH-650Fは手首に巻く「手首式」の血圧計。いずれも、従来モデルよりもコンパクトな本体が特徴で、従来モデルと体積を比較すると、CH-453Fが約96%、CH-650Fは約84%と小さくなっている。

 その一方、液晶サイズは大型化。CH-453Fは約1.5倍、CH-650Fは約1.3倍と、測定結果がより見やすくなった。

 また、測定中に体や手が動いたり、脈の間隔が変動するなどで、血圧が正しく計測できなかった場合は、測定終了後に「体動マーク」「脈間隔変動マーク」で知らせる機能も備えている。

 測定結果のメモリー機能は、CH-453Fが最大90回分、CH-650Fが最大60回分。直近3回の平均値も表示できる。

 CH-453Fの本体サイズは約130×118×53mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約240g。電源は単三形乾電池4本。

 CH-650Fの本体サイズは約65×29×74mm(同)で、重量は約103g。電源は単四形乾電池2本。

CH-453Fの使用中のようすCH-650Fは手首に装着するタイプとなる



(正藤 慶一)

2009年12月7日 14:56