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三菱、幅80cmで容量は業界最大705Lの冷蔵庫

右から容量705Lの「置けるスマート大容量 MR-WX71Y」、容量605Lの「MR-WX61Y」

 三菱電機は、本体幅80cmで本体容量705Lの冷蔵庫「置けるスマート大容量 MR-WX71Y」を6月27日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は42万円前後(税抜)。

 ウレタン発泡技術と真空断熱材を使った独自の「薄型断熱構造 SMART CUBE」採用により、扉や外壁を薄型化し、本体幅80cmで、業界最大容量705Lを実現した冷蔵庫。同社によると、まとめ買いの増加、LDK普及による、室温上昇などにより、冷蔵庫の大容量化に対するニーズは高いという。

まとめ買いの増加、LDK普及などを背景として冷蔵庫の大容量化へのニーズは高いという
売上構成比を見ても、501L以上が増加している
独自の「薄型断熱構造 SMART CUBE」により、扉や外壁を薄型化した
冷蔵室
右から氷室、瞬冷凍室
冷凍室
野菜室
本体操作はタッチパネルで行なう

肉や魚が長持ちする「氷点下ストッカー」

 本体機能も充実している。冷蔵室には、肉や魚を新鮮なまま保存する「氷点下ストッカー」を冷蔵室に搭載。これは、同社の冷凍技術「切れちゃう瞬冷凍」でも使っている過冷却現象を応用したもので、肉や魚を凍らせずに0〜マイナス3℃で保存する。過冷却減少とは、0℃の凍結点を過ぎても、凍らせずに水のまま維持するという技術。氷点下ストッカーには専用の風路や独自のセンサーを搭載しており、食品を凍らせずに鮮度を保つことができるという。冷蔵室で保存するのが難しかったひき肉や魚も、鮮度を保ちながら長時間保存できる。

過冷却現象を応用した「氷点下ストッカー」を冷蔵室に配置
過冷却現象とは、0℃の凍結点を過ぎても、凍らせずに水のまま維持するというもの。これを応用して肉や魚を新鮮なまま保存する
ひき肉を7日間保存したもの。左か従来のチルドで保存したもの、右が氷点下ストッカーで保存したもの。色が全く違う
三菱電機 静岡製作所 所長 松本匡氏

 三菱電機 静岡製作所 所長 松本匡氏は、「これまで週末のまとめ買いで買ってきた肉や魚は“とりあえず冷凍”するというのが常識だったが、氷点下ストッカーがあれば、約1週間は新鮮なまま保存できる。必要な場所に、必要な食品を保存できるというのが、これからの食材収納」と話す。

 さらに冷蔵室には、大型のチルドスペースとして「フレッシュゾーン」を用意。庫内横幅いっぱいに設けられており、従来チルドスペースに入りきらなかった食材もまとめて収納できるという。

 本体は、ドア画材に強化処理ガラスを採用したフラットなデザイン。ドアが引き出しやすいように、指の引っ掛け部分を大きくし、しっかり握って開けられるようにした。使い勝手の面では、冷蔵室全段にガラス棚を採用し、中段には左右で棚の高さを変えられる「セパレートガラスシェルフ」を採用。入れる食品のサイズに合わせて、効率よく収納できる。

本体幅いっぱいに設けた「フレッシュゾーン」
冷蔵室の棚は全てガラス棚で、中段の棚は食品のサイズに合わせて棚の高さを変えられる

 本体サイズは800×738×1,821mm(幅×奥行き×高さ)。年間消費電力量は240kWh。各部屋の容量は、冷蔵室379L、野菜室134L、瞬冷凍室46L、冷凍室(氷室含む)146L。本体カラーはクリスタルロゼとクリスタルブラウンの2色。

 また本体サイズ685×738×1,821mm(同)、容量605Lの「MR-WX61Y」も8月下旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は現時点で未定。

(阿部 夏子)