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ドリテック、ペットボトルで浄水が作れるタンク型浄水器

 ドリテックは、ペットボトルなどの空き容器を使って簡単に浄水が作れるタンク型浄水器「アクアリア WF-101」を、2月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2,500円前後。

WF-101WT ホワイト 写真は専用スタンドに立たせているところ
WF-101BL ブルー

 空き容器を利用して水を浄水する容量1Lの浄水器。使い方は、アクアリア本体のタンク内に水を入れ、本体の浄水口にペットボトルを差し込むと、タンク内の水の濾過が開始され、浄水がペットボトル内に注がれる。浄水口を離すと給水が止まる。同社では、ペットボトルにアクアリアで作った水を入れて持ち歩くことで、外出先でもおいしい水が飲めるうえ、市販の水を購入するよりも経済的としている。

 また、付属のアタッチメントを取り付けることで、コップや水筒、やかんや電気ケトルなどにも使用できる。例えば、コップにアクアリアをセットすることで、その時に飲みたいだけの分量が手軽に用意できるため、たくさんの浄水を作る必要がないという。なお、未使用時は付属のスタンドに立てて保管できる。

ペットボトルに浄水を注いでいるところ
付属アタッチメントを使うことで、コップなどの容器にも使用できる
交換用の浄水カートリッジ。左は1本入り、右は3本入り

 浄水カートリッジは塩素やトリハロメタンなど10項目の物質の除去が可能。1本当たり約150Lの水が浄化できる。1分当たりの濾過流量は200ml。本体のフタにはカートリッジの交換時期の目安が分かるカウンターも付いている。

 アクアリア本体サイズは134×90×225mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約310g。タンク容量は1L。カートリッジの濾材は活性炭繊維で、浄水能力は遊離残留塩素、総トリハロメタン、ブロモジクロロメタン、ブロモホルム、溶解性鉛、CAT(農薬)、2-MIB(カビ臭)、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、ジブロモクロロメタン。本体カラーはホワイトとブルー。

 取り替え用のカートリッジ2種類も同時に発売する。1本入りの「WK-201WT」、3本入りの「WK-202WT」が用意され、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は順に1,000円前後、2,500円前後。

正藤 慶一