オスラム、一般照明事業に自社で参入

~三菱電機との合弁関係を解消

 オスラムは、9月30日をもって三菱電機との合弁関係を解消し、10月1日より一般照明事業を開始すると発表した。

 オスラムは日本市場において、自動車照明およびLED製品の販売を行なっているが、三菱電機との合弁関係解消により、一般照明事業にも参入する。また、トラクソンブランドによるOEMや照明プロジェクトへの参加も行なう。

 オスラム株式会社一般照明事業部のジェネラルマネージャーであるクリスチャン・ウィットマン氏は、リリース中で「当社は、製品開発の段階からお客様をサポートし、全体のコスト削減に貢献し、お客様の革新的なLEDソリューションの市場参入にかかる時間を短縮します。当社は、信頼性が高く、コスト競争力のある、最先端のLED技術、LED製品、サービスを日本市場に向けて提供していきます」と述べている。

 なお、オスラムとの合弁関係を解消した三菱電機は、合弁会社を統合して三菱電機照明を設立し、「MILIE(ミライエ)」ブランドのLED照明器具を主力としている。






(伊達 浩二)

2012年10月3日 17:04