セガトイズ、5月21日の金環日食を安全に観測できる日食グラス

日食グラスと、日食の日時までをカウントダウンできる「カウントダウンクロック」のセット

 セガトイズは、日食を自分の目で安全に見ることができる「日食グラス」全10種を2月上旬より発売する。希望小売価格は1,575円。

 太陽を直視する際、目にかざして使う日食観測用のめがね。フィルターに高品位遮光プレート「ソーラープロテック」を採用した点が特徴で、太陽光に含まれる目に有害な紫外線・赤外線を、安全なレベルまで弱める効果がある。製造元は光学機器メーカーのビクセン。

 セガトイズでは、本製品を使うことで、5月21日の金環日食が安全に観測できるとしている。金環日食とは、太陽が月の影よりはみ出して、リング状に見える現象。今回の金環日食は、大阪、名古屋、東京といった大都市を含む日本の大部分で観測できるという。国内で観測できるのは25年ぶり、東京では173年ぶり。

 本体デザインは、全国のロフト、イトーヨーカドー、トイザらス、そのほか雑貨店や家電販売店などによって異なる。ロフトでは、東京スカイツリーのデザインの日食グラスも用意されるという。

 本体サイズは95×180×4mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は60g。連続使用時間は6時間。対象年齢は15才以上。

日食グラスと、日食の日時までをカウントダウンできる「カウントダウンクロック」のセット

 ラインナップとして、日食の日時までをカウントダウンする時計を同梱した「カウントダウンクロックセット」、レンズを覗くとLEDライトで星空を映し出す小型のプラネタリウムを同梱した「ハンディホームスターセット」も同時に発売する。希望小売価格はいずれも2,940円。ハンディホームスターには、金環日食が映し出される原板も特別にセットになっており、日食体験を楽しめるという。







(小林 樹)

2012年2月3日 14:44