東芝、貯湯ユニットに汚れが付きにくいエコキュート


東芝キヤリア「エコキュート ESTIA オーバルスリムタイプ」

 東芝キヤリアは、エコキュート「ESTIAオーバルスリムタイプ HWH-FB371WC」を3月29日に発売する。希望小売価格は895,650円。

 タンク容量370Lの2~5人家族向けエコキュート。貯湯タンクユニットに丸みを大きくつけた“オーバルデザイン”とすることで、圧迫感を抑えた点が特徴。

 貯湯タンクユニットの外装には、雨筋などの汚れが付きにくい親水性のコーティング「美コート」を採用。同社では、スタイリッシュなオーバルスリムデザインの外観をきれいに保つとしている。

 本体サイズは435×1,000×2,060mm(幅×奥行×高さ)とコンパクトで、狭い場所にも設置できるという。また、奥行きを抑えたため、家の窓にかかりにくく、設置場所の自由度が広がったという。

 機能面では、お湯の使用状況がわかる「給湯量NaVi・どれだけNaVi」機能を搭載したリモコン「見エル~ネリモコン」を採用。「給湯量NaVi」は、入浴時に使っている湯量をリアルタイムで表示するため、毎日の使用量や家族ごとの使用量が確認でき、節水意識の向上に役立つという。また、「どれだけNaVi」では、使える湯量を数値で確認でき、「給湯量NaVi」と併用することで、無駄な沸き上げを軽減することに繋がるとしている。

 加えて、風呂の湯はり回路内に銀イオンの発生ユニットも搭載。ニオイや浴槽のヌメリを抑制する効果があり、家族が入浴し終わるまで、快適に入浴できるという。

 さらに、お湯を効率的に制御する機能「3Wayリターン」も採用。給湯時に2つのタンクの温度を検知し、温度に応じてお湯を混ぜながら出湯する。これにより、熱ロスを軽減し、給湯に使える有効熱量が増え、年間で約23%の省エネが実現するという。

給湯量NaViどれだけNaVi
3Wwayリターン制御




(小林 樹)

2011年3月24日 11:35