パナソニック、店舗照明用のハロゲン球型LED電球

EVERLEDS ハロゲン電球タイプ

 パナソニック電工は、LED電球「EVERLEDS」のハロゲン電球タイプ2機種を4月19日に発売する。価格はオープンプライス。

 店舗などで使用されている反射型ハロゲン電球の置き換えを狙った製品で、E11口金を使用する。電球色の「LDR4L-M-E11」と白色の「LER4W-M-E11」の2製品が用意される。

 一般にLEDは温度が低いほど発光効率が良いとされているが、本機も放熱設計に注力しており、LEDパッケージをアルミ製ヒートシンクに密着して放熱効果を高め、回路ケースとボディの間に遮熱板を設けるなどの工夫がされている。

 また、小型化を進め、40W電球と同じ、外形50mm、長さ66mmを実現した。質量は54gが34gに軽量化されている。

 口径の大きなレンズを用いることでビーム光束を高めた。電球色ではダイクロビーム40W電球相当の明るさを、白色では同等以上の明るさを持つとしている。また、レンズの大型化により、光を精密にコントロールでき、ビーム角度もハロゲン電球と同じ20度を実現している。

 定格消費電力は、40W電球の約10分の1の4.2Wに、定格寿命は約8倍の約25,000時間となっている。

照明器具への取り付け例(照明器具は別売)放熱設計に工夫が凝らされているLED電球の内部構造




(伊達 浩二)

2011年3月4日 17:30