パナソニック、ユナイテッドアローズとコラボした“マッサージソファ”用のカバー


パナソニックとユナイテッドアローズがコラボレートした「マッサージソファ EP-MS40」用のカバー「プレミアムカバー」
 パナソニックは、同社が5月に発売したソファスタイルのマッサージチェア「マッサージソファ EP-MS40」に装着できるカバー「プレミアムカバー」を、ユナイテッドアローズとのコラボレートにより製品化。11月1日に、限定2,000枚で発売する。希望小売価格は52,500円。

 「EP-MS40」は、家庭のリビングに馴染むように、本体を丸みを帯びたラウンドスタイルとした点が特徴。そのため、外見はマッサージチェアというよりも、ソファーに近いコンパクトなデザインとなっている。

 今回発売するカバーは、スイレンの葉が浮いている柄の「Manhattan(マンハッタン)」、木々のシルエットが描かれた「Central Park(セントラルパーク)」、葉に巻きつくスイレンの花を表現した「Madion(マジソン)」という、全3種類が用意される。カバーの柄のデザインは、イギリスのインダストリアルデザイナー、トリシア・ギルド氏がプロデュースする「Desighners Guild(デザイナーズギルド)」社によるもの。カバーの生地は、柄が擦れて薄くならないよう、耐久試験をクリアしているという。

スイレンの葉が描かれた「Manhattan(マンハッタン)」ピンクが鮮やかな「Central Park(セントラルパーク)」は、木々のシルエットが描かれているスイレンの花が描かれた「Madion(マジソン)」は落ち着いた印象
発表会では、実際の部屋をイメージした展示も用意された。写真はマンハッタンセントラルパークはリビングの一部として展示マジソンはベッドルームの一部としてディスプレイされた

外見はソファーに見えるが、もちろんマッサージチェア。写真のようにフットマッサージャーも用意されている柄は、イギリスのインダストリアルデザイナー、トリシア・ギルド氏がプロデュースする「Desighners Guild」社のデザイン

パナソニック アプライアンス・ウェルネス マーケティング本部 中島幸男副本部長
 パナソニック アプライアンス・ウェルネス マーケティング本部の中島 幸男副本部長は、マッサージソファの購入者からのアンケートで「ゆったり寛げる」「部屋に馴染む」などの高い評判を得ていた一方で、「もっとファッション性の高いものを」「柄の入ったものが欲しい」と、デザイン面でのさらなる提案や要望があったことを指摘。「もっと個性的にインテリアを演出し、ライフスタイルをいっそう楽しめるマッサージソファを展開していきたい」ことから、ユナイテッドアローズとコラボレートし、新しいカバーの発売に至ったという。


 中島氏はまた、マッサージソファの販売が「経済環境が厳しい中、9月末で3万台を達成する見込みとなった」と発表、売上が好調であることをアピールした。

マッサージソファは、ユーザーから高評価を得たものの、さらにデザインのバリエーションを求める声が多かったというカバーの生地は、耐久試験をクリアしているという


(正藤 慶一)

2009年9月30日 00:00