シャープ、高濃度プラズマクラスターイオン搭載タテ型洗濯乾燥機
~洗濯物も洗濯機周囲も除菌/消臭
シャープは、プラズマクラスターイオンを洗濯機の外部に放出し、水回り空間を除菌する洗濯乾燥機「ES-TG830」を、9月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13万円前後。
ES-TG830 ゴールド | レッド |
洗濯機の上部後方に、「高濃度プラズマクラスターイオン」の発生装置を搭載 |
使用方法は、洗濯後に衣類を取り出した後、フタを閉めることで自動で室内に向けてイオンを放出する。運転は約2.5時間で自動停止する。また、イオンはユーザーの操作により随時放出できる。イオンのみの単独運転も可能。なお洗濯・乾燥運転中は、衣類を除菌・消臭するため、洗濯槽内部にイオンを放出する。
「消臭コース」のイメージ画像。洗いにくいものも、水を使わずに消臭できるという |
洗濯槽には、水槽と洗濯槽の間に水が入らない節水構造の「穴なし槽」を採用。洗濯槽の外側に発生したカビが侵入しないため、キレイな水で洗濯できるという。
本製品ではさらなる節水を図るため、すすぎ時の効率をアップ。洗濯8kg時の使用水量を、従来機種「ES-TG820」の93Lから89L、洗濯~乾燥4.5kg時では、従来の77Lから76Lに抑えている。
さらに、パルセータ(洗濯槽の底にある攪拌用の羽根)には大型の「フライパル」を採用。8kgの洗濯時間は36分で、同社では“業界最速”としている。
乾燥モードでは、乾燥効率を高めるため、風量を増やし、ヒーター制御を最適化。洗濯~乾燥4.5kg時の消費電力量は1,800Whで、同社では“業界最少”としている。また、フライパルが温風を巻き上げ強力に送風するため、衣類のシワを伸ばしながら乾燥できるという。
このほか、銀イオン(Ag+)を含んだ水で洗浄することで、除菌・防臭効果のある「Ag+イオンコート」機能も引き続き搭載する。
本体サイズは600×615×985mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は42kg。消費電力は、洗濯が235W、乾燥が850W。本体カラーはゴールドとレッド。
(正藤 慶一)
2009年8月6日 16:02
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