ニュース
車はふとん以上にダニが生息? ダイソンの車用ハンディクリーナー「Dyson V6 Car+Boat Extra」
2016年10月5日 15:49
ダイソンは、カーチャージャーを付属した車掃除向けのハンディクリーナー「Dyson V6 Car+Boat Extra(ダイソン V6 カー アンド ボート エクストラ)」を発売した。ダイソン表参道および、公式オンラインストアで販売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は44,800円(税抜)。
独自のデジタルモーターV6を搭載したハンディクリーナー。特許技術「2 Tier Radial(ティアーラジアル)サイクロンテクノロジー」と、高性能のポストモーターフィルターを採用しており、0.3μmの微細な粒子を99.97%以上捕えるという。
本体は、密閉性の高い精密な製品設計で、部屋の空気よりもきれいな空気を排出。車内など、狭い空間の中でもイヤな排気臭を気にすることなく掃除できるとしている。
また、カーチャージャーとミニソフトブラシが非搭載の「Dyson V6 Car+Boat(ダイソン V6 カー アンド ボート)」も発売。価格はオープンプライス。店頭予想価格は39,800円(税抜)。ダイソン表参道、公式オンラインストアのほか、家電量販店でも購入可能。
ふとん以上にダニが生息している車内の実態
同社によると、車内にはダニや黒カビ、赤色酵母などのハウスダストが多く潜んでいるという。特に愛犬と同乗する頻度が高い車内からはダニ数の検出量が多く、寝具よりもはるかに高い結果になった。その理由として、愛犬が同乗する車内には、ダニの餌となる犬の毛や垢、皮膚片などの有機物が多くあるため、ダニにとって過ごしやすい環境になることが考えられるという。
近年、車で愛犬と一緒に旅行や外出をする人や、屋外でのバーベキューやグランピングを楽しむ人が増えていることからも、室内同様に車内環境を整えることへの関心は、今後高まることが予想されるとしている。
会場では、廃車予定の車のシートを使って実演が行なわれた。車は実際に10年以上使われていたもので、廃車が決まってから一度も掃除をしていない。シートの中央にマスキングテープを貼り、向かって右側だけハンディクリーナーで掃除をした。
右側のみ掃除をした後のシートは、見た目ではあまりわからないが、ダストボックスには細かいゴミが溜まっていた。目に見えにくいゴミやハウスダストがシートには潜んでいることがわかる。
車掃除に適した6種類の付属ツール
メインツールとなる「ミニモーターヘッド」のほか、アタッチメントは「コンビネーションノズル」「ハードブラシ」「延長ホース」「隙間ノズル」「ミニソフトブラシ」を用意。車内のさまざまな場所に応じて使い分けられ、車掃除に最適な6種類のツールを付属したという。
ミニモーターヘッド
ミニモーターヘッドは、ヘッドにモーターを搭載しており、シートの奥に入り込んだゴミやハウスダストなどをしっかり掻き取る。
コンビネーションノズル
コンビネーションノズルは、吸込口の広いノズルと、対象物をやさしく掃除できるブラシを使い分けられる2way仕様。
ブラシをしまってノズルだけで掃除する際は、広い吸込口で大きなゴミを吸引しやすく、食べこぼしなどの掃除に適しているという。ブラシを引き出して使う際は、やわらかいブラシで撫でるように掃除できるため、エアコンの通気口や車のスイッチなどデリケートな箇所に向くとする。
ハードブラシ
ハードブラシは固いブラシを採用しており、泥などのガンコな汚れを掃除しやすい。ゴシゴシとこするように使え、アウトドアなどで汚れたものを車に載せてもキレイに掃除できるとしている。
延長ホース
延長ホースは、最大まで伸ばすと1m以上広がり、シートの下や車の奥など、手の届きにくい場所を掃除する際に使う。先端にはさらに他のノズルが付けられるため、併用してさまざまな場所を掃除できる。また、本体をシートや床に置いてホースだけ動かして掃除できるため、ハンディクリーナーを持ったままでは疲れるという人でも使いやすいという。
車載シガーソケット 12V充電器が付属するため、車内でも充電できる。充電時間は約3.5時間。使用可能時間は、標準モードで約20分(モーター駆動のヘッドを使用した場合は17分)、強モードで約6分。
本体サイズは、144×399×208mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.63kg。