【インテリアライフスタイル 2012】
Pablo、アームとセードが360度回転するLEDスタンド

 デザイン家電や雑貨の見本市「インテリアライフスタイル」が、6月6日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は6月8日までの3日間。時間は10時から18時で、最終日は17時まで。入場料は2,000円で、オンラインで事前登録した人や招待状を持参した人は無料。商談を目的とした商業見本市のため、18歳未満や一般の入場はできない。

 家電Watchでは、会場で公開されていた生活家電を中心に紹介する。

Pablo、自在に角度調節できる木目調のクランプ式LEDライト

Pablo「Pixo」

 アークトレーディングのブースで目立っていたのが、スリムなLEDスタンド「Pixo(ピクソ)」だ。

 「Pixo」は、自在に角度調節できる点が最大の特徴。セードとアームはそれぞれ360度回転し、アームは左右に180度傾けられる。本を読んだり、作業をするデスクやベッドサイドへの設置に適しているという。

 光源には高出力LEDを78個採用し、多重影を軽減するという。明るさは1,200lxの「High」と、700lxの「Low」の2段階から選べる。

 操作ボタンは、セード裏側に1個付属している。このボタン1つで、電源のON/OFFや明るさを選択できる。

78個のLEDは、セードの裏側に円状に配列されているセードの裏側に操作ボタンを配置。普段は見えず、シンプルなデザインを引き立てている
  デザインは、アメリカの照明デザイナーPablo Pardo(パブロ・パルド)氏が担当。コンセプトには、“less is more(よりシンプルにより豊かに)”という引き算の美学があるという。
アームは左右に180度倒せる
セードは360度回転し、光を上に向けることもできる
アームも360度回転する

アームを左右に180度傾けた様子セードとアームを360度回転させた様子

 このほか、ベース部の側面には、USBポート1口も備えており、モバイル機器などの充電にも対応する。

USBポート1口を備え、モバイル機器を充電できるカラーはホワイト、ブラック、シルバーが展示されていた

 本体サイズは最大153×127×423mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約960g。LEDの寿命は約50,000時間。平均演色評価数はRa80以上。色温度は3,000K。素材は、セード部がポリカーボネート、アーム部がアルミニウム、ベース部がポリカーボネートとスチール。発売中で、希望小売価格は21,000円。






(小林 樹)

2012年6月8日 00:00