イベントレポート
グッドデザインエキシビション2013
小型化が進む、Qi対応の無接点充電パッド
(2013/10/31 11:00)
グッドデザイン賞の受賞作品1,212点を展示する「グッドデザインエキシビション2013」が、10月30日から11月4日まで東京ミッドタウンで開催されている。家電Watchでは、会場で公開された家電製品や照明機器、日用雑貨品を紹介する。
会場で目を引いたのが、小型化が進むワイヤレス給電の国際標準規格「Qi(チー)」対応の充電パッドだ。各国のメーカーから、小型で、設置場所を取らないタイプが登場していた。
持ち運びできるポケットサイズの充電パッド
香港のTektos Limitedの「Qimini Pocket」は、厚さわずか9mmのポケッットサイズの充電パッド。コンパクトなので、出先へ持ち歩いて使える。価格は79.95米ドル。日本国内の販売代理店を募集している。
本体にはUSBケーブルを内蔵し、パソコンのUSBポートなどから給電を行なう。Qi対応のスマートフォンやモバイルバッテリーを本体の上に置くと、充電できる。ケーブルが絡まる心配がなく、出張先などへ携帯するのに便利そうだ。
本体サイズは90×9mm(直径×厚さ)。本体重量は78g。入力は5V、出力は5V/1A。カラーはブラック、ホワイト、レッド、グリーンの4色を用意する。
充電中のスマホの画面が見やすい“充電ボール”
韓国のLGエレクトロニクスは、スマートフォンを斜めにくっつけて充電する「Wireless Charging Orb for Nexus4 WCP-400」を出展した。海外では既に発売済み。価格は60米ドル。
Nexus 4などのQi対応デバイスを充電できる充電パッド。本体は小さな半球状で、天面が底面に対して斜めにカットされている。ここにスマートフォンを置くと、ピタッと斜めにくっつくため、充電中も液晶画面が見やすい。デスクの上で充電するにはちょうど良さそうだ。
本体サイズは76×53.05mm(直径×高さ)。本体重量は約130g。