やじうまミニレビュー
殺菌力の強いミューズの泡を使うオートディスペンサー
by 中野 信二(2014/5/7 07:00)
今回紹介するのは、レキットベンキーザー・ジャパンの電動泡ディスペンサー「ノータッチ泡ハンドソープ 本体セット」。ノズルの下に手をかざすだけで、手洗い約1回分の泡が出る製品だ。
レキットベンキーザー・ジャパンと言われても、ピンとこない人がいるかもしれないので簡単に説明しておく。この会社は、イギリスに本社を置くレキットベンキーザーの日本法人。日本で展開している製品としては、肌をバイ菌から守る薬用石鹸「ミューズ」やニキビケアブランド「クレアラシル」などが有名だ。
メーカー | レキットベンキーザー・ジャパン |
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製品名 | ノータッチ泡ハンドソープ 本体セット グリーンティーの香り |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,326円 |
ノータッチ泡ハンドソープ 本体セット(以下、ノータッチ泡ハンドソープ)は、ミューズシリーズのラインナップの1つだ。キッチンタイプと通常タイプの2種類を用意しており、香りは「オリジナル」「グレープフルーツの香り」「グリーンティーの香り」の3つから選べる。今回は、通常タイプのグリーンティーの香りを購入した。
センサーの反応や1回で出る泡の量、泡切れは最適
早速使ってみよう。本体を使うための準備が終わったら、洗面所など使用する場所にノータッチ泡ハンドソープを設置して、本体背面にある電源をONにする。電源をONにすると、「ミューズ」の文字の上にあるランプ部が赤く点滅する。ランプ部は、電池の残量が少なくなったり、障害物や汚れでセンサーが遮られている場合にも点滅する。
今回は、個人的に気になる点として、センサーの反応や1回で出る泡の量、泡切れを重視して使ってみた。
まず、センサーの反応は良い。ノズルの下に手をかざすと、すぐにピピッと反応して泡が出てくる。センサーの反応する範囲は、ノズルの真下からランプ部の少し上までの間だった。
センサーの反応する範囲が分かったので、本体周囲の洗面台をタオルで拭いてみたが泡は出なかった。ただし、手首や腕にセンサーが反応することもあるので、周囲を拭く時は本体を別の場所に移動させるか、電源をOFFにしておくと安心だ。
次は泡の出る量と泡切れについて。1回で出る泡の量は1ml。両手の汚れをしっかり落とせる。大人の男性で丁度良いと感じる量なので、手の小さな女性や子供には少し多いかもしれない。
泡切れも抜群で、家族2人で1日10回ほど使っても泡がノズルに詰まることはなかった。ちなみに、ボトルの容量は250mlなので、ボトル1本で約250回手を洗えることになる。
衛生面や指先の乾燥が気になる人にオススメ
ノータッチ泡ハンドソープを洗面台の洗面ボウル際に設置してから、2、3週間ほど使い続けている。手の汚れはしっかり落ちるし、泡が出るのと同時に、緑茶の香りが洗面所内にふわっと広がるのも、気分が和んで良い。
洗面ボウル際に設置したことで、濡れた手の水滴が洗面台へ落ちることが少なくなり、洗面台を拭く回数が減った。普段は、手動でプッシュするハンドソープを使っていて、泡を出すたびに手の水滴がポンプ部についたり、洗面台に落ちてしまい水垢で汚れる原因となっていたが、それも改善できる。
出てくる泡には、「ヒアルロン酸」「ビタミンC誘導体」「植物抽出成分」の3種類の保湿成分が含まれていて、肌の乾燥を防ぐという。実際、普段使っているハンドソープでは、手を洗い続けていると指先がカサつくことがあるが、このハンドソープを使い始めてからは乾燥しにくくなった。
なお、ノータッチ泡ハンドソープには詰め替え用のボトルが用意されている。Amazonでの価格は約600円。家族2人で1日10回(1日10ml)手洗いしたと仮定すると、250mlのボトルを25日で使い切ることになる。家族4人となると約12日でボトルを買うことになるため、プッシュ式のハンドソープに比べると割高で、コストパフォーマンスは良くない。
詰め替え用のボトルの割高感はあるが、手洗いは簡単にできる病気の予防法の1つであり、それが気軽にできる。特に子供は、こういうギミックに興味を持つと思うので、手洗いの教育用として試してみてはいかがだろうか。