やじうまミニレビュー
コジット「メイクヒップス ベーグルクッション」
コジット「メイクヒップス ベーグルクッション」 |
パソコンと向き合ったデスクワークを何年もしているが、今のところ腰痛や肩コリにはそれほど悩まされていない。姿勢に気を付けたり、数時間ごとに伸びをするといった対策が功を奏してようなのだが、その中でも1番効果を実感しているのが、座布団だ。骨盤を矯正するというタイプの製品をずっと愛用しているのだか、これを使うと自然に姿勢が良くなる。
数年使ってきていい加減ボロボロになってしまったので、買い換えることにした。
選んだのはコジット「メイクヒップス ベーグルクッション」。以前使っていた製品と同じメーカーのものを選んだ。ベーグルというのは、真ん中に穴があいたパンの一種だが、要は穴あき座布団のこと。購入時、本体は半分に折られた状態になっているが、座布団として使うときは開いて使用する。普通の座布団と違うのは、左右にクッションが多めに入っていること。ちょうどクッションの谷間に当たるところにお尻を据える。
広げた状態の本体サイズは、460×310×100mm(幅×奥行き×高さ)で、一般的な座布団と比べるとやや小さめ。お尻の下にだけ敷くようなイメージだ。
メーカー | コジット |
製品名 | メイクヒップス ベーグルクッション |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | LOFT |
購入価格 | 1,344円 |
製品本体 | 購入時は2つに折り曲げた状態になっている | 座布団として使うときは広げて使う。写真は裏側の状態 |
左右にクッションが多めに入っている | 座った状態 |
早速オフィスで使ってみた。左右にしっかりとクッションが入っているので座るだけで、腰や骨盤のあたりがキュッと立つような感覚がある。そのため、自然と背筋が伸びて、姿勢が良くなるのだ。仕事柄、デスクにいる時は常にキーボードを触っているため、ついつい前かがみになってしまいがちだが、ベーグルクッションに座ると意識しなくても腰がまっすぐになって、変なところに負担がかからない。
今回はオフィスで使う座布団として使ったが、ベーグルクッションはこれ以外にも色々な使い方が出来る。たとえば、本体をパタンと折り曲げて、昼寝用枕として、または腰の後ろに立てるようにして使えば、腰の負担を和らげることもできる。
使っているところ | 腰の後ろに置いて使うこともできる |
1つ注意したいのは、自分なりの座り方がある人や極端に姿勢が悪い人が使った場合、最初はかなり違和感を感じる。私自身、初めてこのようなタイプの座布団を使った時は腰や腹筋のあたりがしばらく痛かった。最初は、合わないのかなと思っていたが、しばらくすると姿勢が良くなってきた。文字通り、姿勢を矯正するという意識を持って、使い続けることが大切なのだ。デスクワークによる、腰や肩への負担を感じている人は一度試してみる価値アリだ。
ビビッドなピンクはオフィスではかなり目立つ |
気になるのは、本体のデザインやカラー。ピンクで明らかに女性向けだ。私の場合はなんの違和感も感じずに使っているが、職場によってはこの色はちょっと……という人もいるだろう。性別や場所を選ばずに使えるもっとオーソドックスなデザインやカラーのものがあってもいいかなと思う。
最初は、骨盤や姿勢矯正のために使い始めた製品だが、今ではないと困るほど、愛用している。デスクワークを続けている限り手放せない大事な相棒だ。
2011年 5月 30日 00:00
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