やじうまミニレビュー

糸なしで縫える! 安全な子供用ミシン「フェルティミシン」

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タカラトミー「フェルティミシン」。針がなくても縫えるってホント?

 女の子は「手作り」が大好き。手芸や料理などが簡単にできるおもちゃは人気で、おもちゃメーカーから次々発売されている。

 最近発売された中で特に気になったのは、糸がなくても簡単に縫い合わせることができるという「フェルティミシン」だ。子供用のミシンなので、安全性も気になるところだ。さっそく使ってみることにした。

メーカー名 タカラトミー
製品名 フェルティミシン
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 7,800円

 フェルティミシンでは、特殊な針をフェルトの上下から刺して抜くことで、フェルトの繊維が絡まり、糸で縫ったように2枚のフェルトが接合される。手芸をしている方ならお馴染みの「フェルティングニードル」と同じ原理だ。

 軽くて設置もしやすく、コードレスで、どこでも手軽にできる。準備は別売りの単3電池を4本入れるだけ。糸が不要なので面倒なセッティングは必要ない。ミシン本体のほかにもぬいぐるみが作れるマスコットキット、ミニハンドバッグなどのキット、手芸綿、デコレーション用のボタンやリボンが入っているので、すぐに始められる。

 針は上から3本、下から3本出るが、透明のガードにすっぽり覆われているので、針部分を全く触ることなくミシンがけができる。これなら安心して子供にも使わせることができそうだ。

幅22cm、高さ22cm、奥行11.5cm。重さはたったの620g
女子が好きそうなかわいいデザイン
針にはしっかりガードがあるので安心
下の針も出してみると合計6本
単3電池4本が必要
キットや布が多数付属

簡単にできて、ミシンの楽しさも味わえる

 最初にカップケーキのマスコットを作ってみることにした。電源を入れ、カップケーキのフェルトとデコパーツを用意する。はじめに「+マーク」があるところだけ仮止めしておけば、縫っている最中にフェルトがずれることはない。

 スタートボタンを押すと、ミシンと同様に針が上下に動き、もう一度押すと止まる。フェルトに印刷してある点線に沿って縫っていく。速度は調節することはできないが、子供でも縫えるちょうどいいスピードだ。

 一般的なミシンには布送りが付いているので、ちょっと手を添えるだけで布はどんどん進んでいくが、フェルティミシンは布送り機能はない。分厚いフェルト2枚をはさみ、6本の針でしっかり突き刺すため、両手でしっかり布を動かしていかなければ、同じ場所で足踏みしてしまうこともある。

 カップケーキのマスコットは数分で完成した。ポシェットも作ってみたが、裏側を確認したところ、糸がなくてちゃんと2枚のフェルトを縫い合わせることができていた。これなら袋やペンケース、ティッシュケースなどの実用的なものも大丈夫そうだ。

ゆっくり動くので小さな子供でも慌てず使える
電源を入れると明かりがつくので見やすい。針にガードがあるので安心
糸は使っていないのに、縫い目がくっきり
裏返してみるとしっかり縫い付けられていることがわかる

布のバリエーションが増えることを期待!

 残念なのは、市販の一般的なフェルトを使用できないこと。本体にはたくさんのキットやフェルト生地が付属しているが、簡単に短時間でできるので、あっという間に作り終わってしまう。もっと色々作りたいと思っても、専用のキットを買わなければならない。

 フェルティミシン専用別売りセットは4種で、ポーチ・ミトン2種類(各1,000円)、スイーツマスコット・どうぶつマスコット(各1,500円)。イマドキの女子が好きそうな、ピンク系が中心のかわいい布地が多く、派手な柄が多い。バリエーションを増やし、無地などのシンプルな生地も選べるようにしてほしいところだ。

工夫次第で色々できる! 親子で楽しめるミシン

15分でこの3品が完成! とっても簡単なんです

 娘は不器用で細かい作業が苦手な方だが、付属のキットは失敗することなく作ることができた。「楽しい!」といって、大喜び。“ミシンを使って自分で縫った”という感覚が味わえるので、完成した作品に愛着もわくようだ。

 慣れてきたら、レースやラインストーンなどの市販品を組み合わせてアレンジしても楽しそう。工夫次第で様々なオリジナルの小物ができるので、私まで色々作りたくなってしまった。

 女の子なら、心ときめくに違いないフェルティミシン。子供のファーストミシンとして、クリスマスや誕生日のプレゼント候補に入れてはいかがだろうか。

(石井 和美)