ぷーこの家電日記

第97回:電源なくても大丈夫。乾電池式LEDセンサーライトで、小さな不便を解消

 私はぐうたらだ。そしてズボラだ。家事力も非常に低いし、朝も夫よりも早く起きることもなく、いつもギリギリまで寝ている。朝が結構強い夫に毎朝起こしてもらうというダメ人間。

 そんなある日、いつものように朝ギリギリまで寝てて、起きてからバタバタとシャワー浴びて、猫にご飯食べさせて、猫とひと遊びして、漫画でいうところの「ネーム」レベルの大まかな化粧をして、ダッシュで家を飛び出した。

 家を出てからすぐに気づいた。「なんじゃこれーーー!!!!!」。着ていた洋服がしわっしわなのだ。洋服にシワが寄っているというか、もうシワが歩いていると言っても過言じゃないほどのシワ(笑)。即引き返して家に帰りたくなった。でも引き返せない!

 その日はなるべく動かないよう、人に会わないよう、ひっそりとしていた(つもり)。

 鏡に映る自分の姿を見ては、「帰りたい……」と頭を抱えてうずくまりそうになった(笑)。

 なぜそんなことが起きたかと言えば、元々の原因は、乾燥機に向かない生地の服を乾燥機にかけてしまい、それを洗い直さずに、ハンガーにかけてクローゼットにかけちゃったこと。そして朝バタバタ準備して、クローゼットにかけてるシワだらけのワンピースをパッと着て出かけちゃったこと。そう。クローゼットが全部悪いのだ(笑)。

 我が家のクローゼットは暗い。暗いのだ。玄関からリビングの間の廊下にあるクローゼット。廊下に電球がもう1つあればきっと見やすいんだろうけれど、玄関に1つ電気が付いているだけで、クローゼットを照らすあかりはどこにも付いていないしソケットもない。なので、クローゼットの中は1日中暗い。暗いものだからちゃんと確認しないとこんなことが起きちゃう。

 すんごい恥ずかしい気持ちで、シワシワの服を着たまま、私はamazonで乾電池式のLEDセンサーライトを買った。電源もないしと思って諦めていたあかりの設置も、乾電池式なら何の問題もない。1,000円台から買えるお手軽ライト。もっと早く知っておけばよかった。

 色々なセンサーライトが売っていて、どれを買えば良いかイマイチ分からなかったけれど、「ベストセラー1位」ってアイコンがあって、カスタマーレビュー155件もついていて、星も4.3という、アイリスオーヤマの「BSL-10L」というライトを買った。2,000円くらい。

 「よく一緒に購入されている商品」として、アルカリ乾電池4本パックと「両方ともカートに入れる」ってできるのは、さすがamazonせんせー、抜かりない! 言われなかったら、ついうっかり買い忘れるところだった(笑)。

 届いたら、電池を入れて準備完了。クローゼットの上の棚に設置してみた。

 明暗センサーと人感センサーが付いていて、暗い場所で人が動いたと感知されたら、ふわっとぽわーんとライトが付く。クローゼットの中に入れておくと、クローゼットを開けた時に「ふわーん」とライトが付くので面白い! 急にピカッと光ったりしないので、目がしばしばになることもない。

 暗くて見づらいなぁと言う、ちょっとしたストレスが取り除くと、快適度はちょっとだけじゃなくて格段に上がる!

 設置型ライトだから、全体を照らしてくれるわけではないので、天井に貼れる薄型のLEDライトにしたほうがよかったかなとも思ったけれど、概ね気に入った!

 やっぱり買っちゃえと天井に貼るタイプを買ったら、この設置型のセンサーライトは寝室のベッド脇にでも置こう。夜中にちょっと起きても、立ち上がるときに足の動きを感知してライト付くので絶対便利。

 あ、でも猫が歩くたびにライトが付いて、結局つきっぱなしとかになりそうな予感がしなくもないのであります(笑)。

徳王 美智子