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三菱、微粒子冷凍で食品をおいしく保つ冷蔵庫


 三菱電機株式会社は、過冷却技術により、食品を美味しさを保ったまま冷凍できる冷蔵庫「MR-G」シリーズ4機種、「MR-S」シリーズ2機種を9月25日以降、順次発売する。ラインナップの詳細は以下の通り。

型番MR-G57NMR-G52NMR-G47NMR-G42NMR-S45NMR-S40N
ドアタイプセンター開き片開き
定格内容積565L515L465L415L455L401L
冷蔵室容量304L277L253L222L238L214L
「瞬」冷凍ルーム37L32L29L26L30L26L
野菜室107L99L88L78L88L78L
冷凍室117L107L95L89L89L83L
本体サイズ
(幅×奥行き×高さ)
745×1,821×728mm685×1,821×728mm685×1,821×673mm650×1,811×654mm685×1,798×699mm600×1,798×699mm
運転音14dB
カラーピュアホワイト、ウォームステンレス、プラチナブラウン、プレミアムウッド、漆茜ピュアホワイト、ウォームステンレス、プラチナブラウン、プレミアムウッドピュアホワイト、ウォームステンレス、プラチナブラウン
希望小売価格オープンプライス
店頭予想価格28万円前後26万円前後24万円前後22万円前後21万円前後19万円前後
発売日11月1日9月25日10月25日11月15日10月25日


MR-G57N(漆茜)
MR-G52N プレミアムウッド
MR-G47N ウォームステンレス

右から、MR-G47N(プラチナブラウン)、MR-G42N(ピュアホワイト) 右から、MR-S45N(プラチナブラウン)、MR-S40N(ピュアホワイト)

 同社によると、冷蔵庫のニーズは「大容量」「使いやすさ」「おいしさ」「デザイン」の4点に集約されるという。今回の製品では家庭で生鮮食品を冷凍する際のおいしさを追求する機能を追加。切替室の冷凍機能に過冷却技術を用いて、美味しさを保つ機能“『瞬』冷凍”を搭載したのが最大の特徴となる。

 食品を冷凍する際、美味しさを保つポイントは、冷凍時の食品温度に大きく依存するという。従来の冷凍方法では、食品表面から徐々に凍らせる方法を用いていた。この方法だと食品の外側と内部でムラができるほか、氷の結晶が粗く、野菜などの細胞を破壊するため、おいしさが損なわれてしまう問題点があった。

 そこで新製品では、急激に食品を冷却し、氷にならない状態のまま温度をマイナス40℃以下にする、「過冷却」と呼ばれる原理を導入した。いったん、過冷却の状態にしたあと、庫内の温度を変化させると、食品全体が一瞬で凍るという。この原理を用いると、氷の粒が非常に微細なため、冷凍ムラがないほか、野菜などの細胞を破壊せず、おいしく保てるという。この機能により、従来は冷凍には向かないとされていたジャガイモやタケノコなども冷凍できるほか、アイスクリーム、ヨーグルトなどの冷凍にも向くとしている。


氷にならないうちに一気に冷やし過冷却状態を生み出す 過冷却状態から、温度変化を与えると食品が一気に凍結。氷の微粒子が細かく、鮮度を保つという エアコン同様、赤外線センサーで庫内を監視し、ムラのない冷却を行なう

MR-G57Nの冷蔵室
過冷却冷凍を行なう切替室
製氷室

野菜室
冷凍室
【動画】過冷却状態にある水をペットボトルからこぼすと、刺激を受け、一気に氷に変わる。同じ原理を利用し、微粒子状態を保ったまま冷凍する(WMV形式, 1.71MB)

 この機能を実現するため、同社のエアコンで用いられているセンサー技術を応用。食品の位置や温度を赤外線センサーで検知し、冷やし具合を自動制御する。また、ムラをなくすため、切替庫に気流制御板を設けている。

 なお、“『瞬』冷凍”で冷凍した食品は、冷凍庫に移し替えることも可能となっている。

 このほか、棚のフチにあるツマミをスライドさせると棚の高さが変わる「動くん棚」も改良された。棚の可動範囲を拡大し、最下段の棚を一番下まで動かしたときの棚の高さが、129.5mmから180.5mmへ、上へ上げたときが171mmから222mmになった。これにより、500mlペットボトルを立てて収納することも可能になったという。

 また、最下段の高さ自体も約7cm、最上段は約2cm低くし、食品の出し入れも楽にしている。


フチにあるつまみを動かすと棚が動く「動くん棚」 棚を限界まで下げたところ 棚を一番上まで上げたところ

LEDで除菌した水で氷を作る 野菜室に設けられたLED

三菱電機 リビング・デジタルメディア事業本部家電事業部・田代正登事業部長
 なお、野菜をLEDで照らし、鮮度を保つ機能や、透明の氷を生成する機能、肉などを包丁で切れる温度帯で冷凍する機能などは従来機から継承する。

 大容量化のニーズが高まる中、新たに内容積565Lと業界最大クラスのラインナップ「MR-G57N」も用意した。このモデルのみ、漆塗りのような質感の特別色「漆茜(あかね)」が用意されている。

 同社 リビング・デジタルメディア事業本部家電事業部長の田代正登氏は「市場は年間430〜440万台と安定しているが、大型機への買い換えを喚起しないといけない。もう少し、ユーザーに対しパンチ力のある製品の提供が必要と考え、今回は。新しい冷凍の提案をした」と開発の背景について語った。





URL
  三菱電機株式会社
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/

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( 本誌:伊藤 大地 )
2007/08/21 15:12

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