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やじうまミニレビュー 光和インターナショナル「コーワライティングシート」
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~静電気で壁やガラスに貼り付けて使うホワイトボード
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Reported by
林 佑樹
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やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
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光和インターナショナル「コーワライティングシート」
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ホワイトボードは、ビジネスシーンだけでなく、自宅にもあるとなにかと便利なアイテムだ。書くも消すもできるし、メッセジーボードとしての存在認識が強いので、比較的見てもらいやすい。しかし、スペース的な問題でホワイトボード専用の空間を用意するのが困難なケースもある。
筆者も長く導入したいと思っていたものの、置き場所の問題で躊躇していた。ある日の作業中、ラジオから光和「コーワライティングシート」なるアイテムの紹介が流れてきた。静電気を利用して、ガラスやコンクリートの壁などに貼り付けることができるといっているが、ほんとなんだろうか……と思いつつも、気がついたらポチっていた。インターネットってやはり便利である。
メーカー | 光和インターナショナル |
製品名 | コーワライティングシート |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 3,885円 |
コーワライティングシートは、ドイツのNOPAR社が製作したもので、ワールドカップなどの国際的なイベントの案内用でよく使われているそうだ。シート素材はポリプロピレンで、帯びている微弱な静電気を利用してガラスやコンクリート、木、スチールなどの平面に貼り付けることができる。極薄の丸められるホワイトボードといったところだ。
パッケージにはフック用の穴が7カ所用意されており、内包されたロール状のシートを引っ張り出して使用する。このとき、フックに引っかけておけば、シートを引っ張り出しなにかしら書き込んでいくことができるし、フックのない場所でも、80cmごとにミシン目があるので切り取ってから、壁などに貼り付ければOKとあまり場所を問わないデザインとなっている。なお、シートは、1ロールあたり60×80cm(横×縦)のシートが25枚入っており、全長は20m。
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パッケージからそのままふすまに貼り付けて見たところ
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フック穴は合計7つあり、中央1つ、左右に3つずつと多く用意されている。とりあえずフックがあれば引っかけられるところがなかなかいい
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80cmごとにミシン目があるので、切り取りもカンタン
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ホワイトボードの利便さといえば文字を消したり書いたりできることだ。ホワイトボード用マーカーとボード拭きがあればコーワライティングシートでも同様のことが行なえる。また薄い紙であれば静電気でコーワライティングシートの貼り付けることもできるため、プレゼンなどでも実用的だ。紙のサイズはA4の紙をそのまま……というのはムリだったが、それをカットして小さくすればペタリと貼り付けることができた。
筆者はスケジュールや電話のメモとして活用中だ。予定は覚えていると思っても忘れているし、全体のスケジュール感が沸かないところをフォローしてくれて助かっている。また電話中のメモとしてもやはり優秀。複数の内容を書き込めるし、スケジュールと連動している場合も書き込みやすく、後々確認するときもシートを貼り付けてあるふすまを見るだけでよく、メモを探す手間がなくていい。
ただし一般的なホワイトボードと比べると文字が消しづらいのが難点。書いてからすぐ消す分には問題ないのだが、24時間後に文字を消そうとするとなかなか消えず、マジックの擦ったような後が残ってしまう。
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シートだけの状態でもちゃんと機能する。長い打ち合わせのときも安心
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シート同士を重ねてもちゃんと貼り付く。撮影エリアの白壁代わりとしても愛用中だ。
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ほぼ平たんなところがあれば、どこにでも貼り付けられるコーワライティングシート。その利便性は無限大ともいえ、さらに余分なゴミも発生しないし、省スペースとよく考えられた製品である。打ち合わせ用に、自宅でのメモ書き場所に、お子さんの落書きゾーンにと自分なりの使い道を探してもらいたい。むしろ、探したくなるアイテムなのだ。
■URL
光和インターナショナル
http://www.kowacorp.jp/media/index.html
製品情報
http://www.kowacorp.jp/media/writingsheet.html
2009/03/10 00:00
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