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三洋電機「ICR-PS603RM」

〜小さくて軽い、しかも高音質のICレコーダー
Reported by スタパ齋藤

三洋電機「ICR-PS603RM」
 家電Watch編集部から「貴様はPCMレコーダー好きだからコレを試しなはれ」っぽいメールとともに、三洋電機の「ICR-PS603RM」が届いた。

 ICR-PS603RMは、リニアPCM録音も可能なステレオICレコーダーですな。音声メモや議事録音に使えて、さらにより高音質での録音───楽器演奏やライブなど音質重視の録音シーンでも活用できるという製品だ。

 触れてみてまず感じるのは、小ささと軽さ。本体サイズは約35.4×120×13.9mm(幅×奥行き×高さ)で、質量は付属電池を含めて約58g。会議や取材で多用されるICレコーダーと同様のイメージだ。高音質録音を重視したリニアPCMレコーダー一般は、若干重め・ゴツめのものが多いが、そういったリニアPCMレコーダーと比べると小ささと軽さがいっそう際立つ。

メーカー三洋電機
製品名ICR-PS603RM
購入価格28,824円
購入店Amazon.co.jp


本体サイズは約35.4×120×13.9mm。胸ポケットサイズのICレコーダーだ。携帯電話と比べるとこんな大きさ
付属電池を含めた質量は約58g。常時携帯問題ナシの軽さですな
電源は単4形電池(アルカリ/エネループ)×1本。パッケージには単4形エネループ充電池×1本が付属する。エネループを使った場合、パソコンとUSB接続して充電できる

 主なスペックは、録音フォーマットがリニアPCM(WAV)とMP3。リニアPCM録音の場合は44.1kHz/16bit(音楽CD品質)と48kHz/16bit(DVDビデオ品質)、MP3録音の場合は32/64/128/192/320kbpsのビットレートを選べる。

 録音結果は.WAVや.MP3といったファイルで保存され、保存先は4GBの内蔵フラッシュメモリ、もしくはメモリスロットに挿したmicroSD/SDHCカード(別売)になる。なお、対応するmicroSD/SDHCカード容量は512MB〜8GBとなっている。

 また、スピーカーを内蔵しているので、録音をすぐに聴くことができる。ステレオヘッドホン端子(3.5mm)もあり、ステレオイヤホンが付属するので、これらを使って録音を聴いたり、あるいは録音時の音声をモニターすることもできる。ライン入力端子もあり、外部機器のライン出力からの録音にも対応する。


本体に4GBのフラッシュメモリを内蔵し、そこに録音できる。また、microSD/SDHCカードに録音することもできる
本体にはステレオヘッドホンジャックがある。また、パッケージにはステレオイヤホンが付属する
ライン入力端子を使えば、CDプレイヤーやミニコンポからの出力を録音することができる。カセットテープやレコードのMP3化にも便利そうですな

 なお、録音時間だが、本体内メモリを使った場合は最高音質(リニアPCM/48kHz/16bit)で約5時間30分、音質を最低に落とした場合(MP3/32kbps)だと約273時間となる。電池持続時間は、付属の単4形エネループ充電池を使った場合、録音が約9〜19時間、ヘッドホン再生が約10〜18時間、スピーカー再生が約8〜14時間となっている。時間に開きがあるのは、どの録音モード(録音フォーマット)にするかで差が出るからだ。

 って、イキナリ細かい話を続けちゃいましたな。ともあれ、上記がICR-PS603RMの主な性能であり、これをぶっちゃけて言えば、会議とか取材の録音から趣味の楽器演奏の高音質録音までこなせるスペックと言える。

 が、実際はどーなのか、ということで早速手近な対象を録音してみた。録音モードはリニアPCMの44.1kHz/16bit(音楽CD品質)として、トイレを流す音、水道から流れる水の音、それから猫ちゃんのゴロゴロ音を録ってみたので聴いてみて欲しい。(WAV形式・ZIPファイル 13.8MB)

 なお、これらの音は、パソコンのスピーカーで聴きやすくしつつ原音をなるべく変えないようにするため、SoundForge8という波形編集ソフトで少々編集してある。編集はノーマライズと、音の最初と終わりのフェードイン/アウト処理のみだ。


これが拙宅猫“とろ"の姿ッ!! イビキサウンド録音対象として非常に優れた寝まくり猫である
こっちが拙宅猫“うか"の姿ッ!! 鼻を前足で覆って寝がちな猫なので、今回は背中にマイクを当ててゴロゴロ音を録った

 どれも非常に良い音で録れた感じ。ICR-PS603RM本体のみでここまで録れちゃうならオッケーだと思ったりする俺だ。ちなみに、猫のゴロゴロ音のほーをジックリ聴くと、非常に小さくノイズが入っている。これは恐らく、ホットカーペットや電気式毛布の上に猫が寝ている状態で録ったため、それら電気製品のノイズが影響したものと思われる。そういった電気製品からICR-PS603RMを離した状態で録音すると、これらのノイズは入らなかった。

 で、まあ、十分に高音質で録れるICレコーダーと言えそうなICR-PS603RM。リニアPCMレコーダーとして考えても比較的に安価なレンジの製品となる。ただ、他のやや高級なリニアPCMレコーダーと比べると、本体質感や機能・性能において、若干見劣りする部分はある───例えばリニアPCMで24bit録音ができないとか、本体が樹脂製なので本体強度や質感、ボタン類の押し心地あたりに少々不満が残ったり、とか。

 ただ、使ってみるとそういった細かな難点をカバーしまくる操作性とギミックを持つICR-PS603RMでもある。例えば内蔵マイク部。このICレコーダーったら4個もマイクが入ってんですな。コレを録音対象に合わせて使い分けるのだ。

 具体的には、会議などを録音する場合にはマイク部外側の2個のマイクを使って周囲全体の音を録り、音楽演奏などを録音する場合はマイク部内側の2個のマイクを使って前方の音だけを録る、てな感じ。


X-Y型指向性ステレオマイク(マイク部内側)と、全方向性ステレオマイク(マイク部外側)の合計4個のマイクを内蔵している。マイク部は90度まで角度を変えることができる
このような風防も付属する。風防を使うと、風のある屋外での録音時、風切り音を抑えて録音することができる
USBコネクタは本体からせり出すので、ICR-PS603RMとパソコンを直接接続できる。また、直接接続できない/したくない場合のために、USB延長ケーブルも付属している

 ほか、USBコネクタが本体からせり出すので、パソコン接続を容易に行なえたりもする。ちなみに、ICR-PS603RMをパソコンとUSB接続した場合、ICR-PS603RMはマスストレージデバイスとして認識される───ICR-PS603RMを一般のUSBメモリのような感覚で扱えるので便利だったりする。

 それから、操作性だが、全体的に平易でイイ感じ。主な操作は本体前面〜右側面で行なうが、ICレコーダーの類を一度使ったことがあれば、おおよそ扱えるといった印象だ。操作に応じて音声ガイドなんかも聞こえますな。4方向キーなどを使った設定操作もスムーズなので、その様子を動画でごらんいただきたい。


起動〜メニュー操作〜録音設定変更などをする様子。ボタン表記も画面表示も理解しやすいので、スムーズに操作を進められる。音声案内はOFFにすることもできる
あらかじめプリセットされたシーンセレクト(録音設定)により、状況に合った録音設定を素早く行なえる。好みの録音設定も3つまで登録できる

実際に録音する様子。録音ボタンを押下すると録音スタンバイとなる。再度押せば録音が開始される。録音時や録音スタンバイ時にマイク入力レベルを調整することもできる。一時停止は録音中に録音ボタンを押下。録音終了は停止ボタンで行なう

 こんな感じ。説明書を読まずしてもカンペキに操作可能、とは言わないが、何となくイジってれば使いこなせるというレベルではないだろうか。

 てなわけで、とりあえず音声メモや議事録音などに使えるICレコーダーを探していて、できれば手軽にリニアPCM録音でき、内蔵マイクなんかもちょいと良さげなのを搭載していて欲しい、てな人は要チェックのICR-PS603RMと言えよう。





URL
  三洋電機株式会社
  http://www.sanyo.co.jp/
  製品情報
  http://www.sanyo-audio.com/icr/ps600/index_ps603rm.html



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2009/01/27 00:01

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