家電Watch logo
記事検索
バックナンバー
【 2009/03/30 】
やじうまミニレビュー
DO-SEE「LEDライト付きスタンドルーペ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
ツインバード「コンパクトフライヤー EP-4694」
[00:01]
【 2009/03/27 】
家電製品ミニレビュー
三菱「蒸気レスIH NJ-XS10J」
[00:02]
やじうまミニレビュー
L.L.Bean「ボート・アンド・トート・バッグ」
[00:01]
【 2009/03/26 】
やじうまミニレビュー
アイリスオーヤマ「サイバークリーン」
[00:01]
家電製品長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」(4/4)
[00:00]
【 2009/03/25 】
やじうまミニレビュー
オーエフティー「自動給餌機 Newビストロ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
日立「クリエア7 EP-CV1000」
[00:00]
【 2009/03/24 】
やじうまミニレビュー
「家庭菜園 かいわれくん」
[00:02]
長期レビュー
シャープ「プラズマクラスターイオン発生器&加湿空気清浄機」 (4/4)
[00:01]
【 2009/03/23 】
やじうまミニレビュー
撥水ペーパーのメモ帳と“現場仕様”のボールペンを試す
[00:01]
長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」 (3/4)
[00:00]

家電製品ミニレビュー
パナソニック「ズボンタイプ足温器 DF-37」

~ヒーター内蔵で座り作業や読書にオススメ
Reported by 林 佑樹

パナソニック「ズボンタイプ足温器 DF-37」

 冬は足から冷えてくる。とくに足先が冷えて仕方がない。しかも近年は足先だけでなく、腰から下が冷えるとどうにも具合が悪くなってしまう。なぜか頭痛がしたり、強烈に眠くなったりと作業に支障が生じてしまうので、暖房器具を探すことにした。

 足下にファンヒーターなどを設置するのもアリだが、おそらく足を伸ばして倒してしまう……というかまず倒すので足温器が選択肢として浮上。また足下にあるゲーム機への影響もあるので、腰までカバーしてくれるシュラフを短くしたようなパナソニック「ズボンタイプ足温器 DF-37」を入手してみた。パッケージのなんともシュールな姿のモデルさんに惹かれて選んだというのもある。

メーカーパナソニック
製品名ズボンタイプ足温器 DF-37
希望小売価格オープンプライス
購入場所Amazon.co.jp
購入価格9,280円


 ズボンタイプ足温器は、その名の通りズボンのように履いて使用するアイテムだ。足先の部分にはヒーターユニットがあり、スイッチを入れれば足先を暖めてくれるところが特徴で、ブランケットなどを何枚も用意しなくてもこれ1つで暖かくなれる。

 寸法は280×280×1,210mm(横×縦×高さ)で、よほど身長が高くない限り、腰まで余裕で届く。また重量は900gだが基本的に椅子に座る際に使用するので重さが気になることはない。なお保温袋の材質はポリエステル100%となっている。


パッケージ。コードが写っていないのでパッと見、保温袋にしか見えなかった
寸法は280×280×1,210mm(横×縦×高さ)。折りたたみできるので収納時はコンパクトになる
電源ケーブルの長さは2.5m

 足先の部分にあるヒーターユニットは、電源を入れると発熱を開始し、表面の温度が46℃まで上昇する。1時間あたりの消費電力量は15Wh、電気代にして約0.33円と経済的。足先だけ暖めるという発想から生まれた経済性といったところだ。800~1,000Wのヒーターを使って部屋を暖めるのもいいが、ズボンタイプ足温器を装着して、上着を厚めに着込めば室内全体を暖める必要もないと感じている。真冬になるとそうもいかないかもしれないが、それでもファンヒーターなどを弱めに設定しておくだけで、問題なくPCライフを満喫できそうだ。なお自動的に電源をOFFにする機能はないので、長時間使用するときや眠たいときなどは、ときどき電源をOFFにする意識をしておきたい。

 では細部を見ていこう。ズボンタイプ足温器はズリ落ちないように口の部分には弱めのゴムバンドが入っている。そのため座っていても圧迫感を感じることはない。また淡い色のグリーンの部分も伸縮可能で、少し足を広げることができるため、姿勢の自由度は見た目以上に高く、楽な姿勢で作業に没頭できる。贅沢をいえばあぐらをかけるくらいの可動性があればカンペキだと思う。


保温袋の口にはゴムバンドが入れられており、ズリ落ちを防いでくれる
足の出し入れがしやすいように、正面にはファスナーがある
電源は入/切だけのシンプルなもの

 保温袋内側、ヒーターの上部にはフットカバーがある。これは足先を固定するもので、より効果的にヒーターユニットの熱を受けるためのもの。このとき素足でもいいが、意外と熱く感じるので、靴下を履いておくと足を動かす回数が減るだろう。ただ長時間、フットカバーに足を入れていると低温火傷の可能性があるため、ときどきフットカバーから足を外しておきたい。


フットカバーは大きく、スリッパ感覚で足先を入れられる
保温袋下部のファスナーを開けるとヒーターユニットを取り出せる
裏面には挿入方向や消費電力などが記載されている

 次にお手入れ方法を見てみよう。水洗い、漂白、アイロンはNGでドライクリーニングと陰干しがOKとなっている。またヒーターユニットは取り出しが可能で、本体下部にあるファスナーを開けるとヒーターユニットにアクセスできる。靴下を履いていればなかなか汚れないが、素足の場合は汗や汚れが付着するので、定期的に陰干しをしておきたい。ヒーターユニットはとくに清掃する必要はないと感じた。


保温袋内側に注意点やクリーニングアイコンがある
ヒーターユニットを外せば保温袋自体は軽いので、小型の洗濯ハサミ2つで楽に干せる

 実際の使用感は腰回りのゴムバンドがややきつく感じたので、思いっきり引っ張ったくらい。あとは問題もなく快適に愛用している。足下が暖かい状態で、頭は冷えているので作業に集中しやすいし、ある程度、足を動かせるところが気に入っている。ただ必然的に姿勢がほぼ固定されるため、エコノミー症候群が心配だ。筆者はときどき装着したまま太ももを動かしたり、つま先を上げるなどしている。また1階に住んでいることもあり、真夜中だと床からの冷気を感じてしまうため、ズボンタイプ足温器の下に銀マットを敷いて、より効果的に活用中だ。


ズボンタイプ足温器を装着してみたところ。腰まで楽にカバーできている
両サイドにはポケットがある。筆者からするとサイズが小さく手をいれにくいのであまり使用していない
コード掛けにコードを通しておくと足下がスッキリするのでオススメ。電源の入/切の操作もしやすい

 ズボンタイプ足温器は足下から腰までを暖かくできる。椅子に座って作業をするときやソファで読書をするシーンなどで活躍してくれるアイテムで、健康にいいとされる足下を暖めて、頭を冷やす環境を作りやすいところも魅力だ。なにより筆者は部屋を思いっきり暖かくする必要がないところが気に入っている。部屋が暖かすぎると眠たくなってしまうが、足下は暖かくしたいという人にオススメだ。





URL
  パナソニック株式会社
  http://panasonic.jp/
  製品情報
  http://ctlg.panasonic.jp/product/lineup.do?pg=03&scd=00001304
  暖房器具関連記事リンク集
  http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/heat.htm

関連記事
家電製品ミニレビュー
三洋電機「eneloop soft warmer ENW-SW2S」(2008/11/11)

家電製品ミニレビュー
泉精器製作所「足温器 FW-66」(2008/11/19)




PR  




2008/12/02 00:00

- ページの先頭へ-

家電Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.