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バンダイ「ルミノドット」
~LEDでノスタルジックに光るインテリア玩具
Reported by スタパ齋藤
バンダイのルミノドット。ピンでドット絵を作り、これを光らせて楽しむインテリア玩具だ。1969年発売のネオンブライトの復刻商品でもある
のどかに遊べるモノはないかナと思い、バンダイの「ルミノドット」を買ってみた。カラフルなピンを盤面に刺し、ドット絵を作り、これを光らせて楽しむというインテリア玩具だ。
40歳代前後の方だと記憶にあるかもしれないが、1969年に発売された「ネオンブライト」というインテリア玩具があった。累計30万個が販売された人気のオモチャだった。ルミノドットはこのネオンブライトの復刻版にあたる製品となる。
と言っても、ネオンブライトをそのまま復刻させたのではなく、光源をLEDにしたり、多彩な点灯モードを搭載したり、ピンの色を増やしたりと、現代風の玩具としてブラッシュアップされている。
メーカー
バンダイ
製品名
12,400円
希望小売価格
ルミノドット
購入場所
Amazon.co.jp
購入価格
10,035円
ルミノドット本体。盤面のサイズはほぼA3で、ピンを挿すための穴が無数に空いている
ドット絵を描くためのカラーピンが12色/合計1,600本付属する
電源は付属のACアダプタから取る。間違ってピンを挿した場合に修正するためのシールや、ピンを抜くためのストローのような道具も付属する
絵柄入りのテンプレートが付属する。これを盤面にセットし、テンプレートの色に合わせてピンを刺すとドット絵が完成するというわけだ
様々なテンプレートがある。これは街の風景ですな
付属するテンプレートは、絵柄入りが8枚と、無地(自由にドット絵を作るためのもの)が8枚となる
ルミノドットの遊び方は簡単。本体にテンプレートをセットし、テンプレート上の色に合わせてピンを刺していくだけだ。ドット絵完成後、本体の電源を入れると、半透明のピンが本体内のLED照明で照らされ、色鮮やかに耀くドット絵を楽しめる。
遊ぶ前にまず準備。本体正面からフレームを取り外し、ドットメッシュパネルの間にテンプレートをセットする
テンプレートをセットしたフレームを本体に装着する。銀色に見えるのは反射板。本体内部のLED照明が反射板で拡散され、フレーム全体を照らすというシクミだ
準備完了。メッシュパネル上に見える色に合わせてピンを刺していく
ピンはこんなサイズ。プスリ、プスリ、と淡々と作業を進めていく。地味だがナゼかハマったりして
準備完了。メッシュパネル上に見える色に合わせてピンを刺していく
作業を進めると、さまざまなカラーのピンが並ぶようになり、ミョーに癒されたりもする
完成!! バースデイケーキだろうか。ちなみに、実際はここまで明るくは光らない。内蔵のLED照明はあまり明るくない。室内を暗くして見て、やっとこの写真に近いイメージになるという感じだ
ルミノドット、基本的には「何度も遊び続ける」というタイプのオモチャではない。というのは、まず、ピン刺し作業に案外時間がかかるということ。上記の絵柄を作る場合、ノンビリとピン刺しを行なうと1時間弱かかる。ので、出来上がった後すぐに「さぁもう1回!!」という気分にはならない。
また、別の絵柄を作る場合は“ピン抜き作業”をして盤面からピンを取り除く必要がある。ピン刺しよりも短時間で済むが、後の作業のためにピンの色分けなども必要なので、これも少々時間がかかる。
また、いったん作った絵柄、の、モトになるテンプレートは使い捨て。テンプレートはプリントアウトして自作できるが(後述)、出来上がった絵柄をちょっと眺めて「よし次の絵柄!!」というのもモッタイナイ話だ。
てコトで、ルミノドットで作ったドット絵は、作った後しばらくインテリア的に飾っておくわけですな。ジグソーパズルに似てるかも。絵が出来上がる過程も楽しめて、出来上がった絵を眺めても楽しめる、と。どちらかと言えば大人向けの製品かもしれない。
なお、ルミノドットには7種9パターンの発光モードがある。詳しくはバンダイの
製品紹介ページ
にあるが、出来上がったドット絵をさまざまなパターンで光らせられるので、わりと飽きが来ずに良い。
ルミノドットの発光パターンの1つ。徐々に暗くなったり、徐々に明るくなったりする
こちらは点滅パターン。他にも光が左右に流れるようなパターンがある
それと、ルミノドットのキモとなるテンプレートだが、これは別売もされており、現在は
3種類
ある。他にも無料でテンプレートを
ダウンロード
できるサービスも利用できる。
別売のテンプレートセット「ステンドグラスワールド」。ステンドグラスの絵柄を集めたセットだ
テンプレートのほか、必要となるカラーピン約1,800本も付属する
含まれる絵柄はこの6種類となる
また、オリジナルのテンプレートを作ることも可能だ。バンダイのサイトにある
ルミノドット専用シミュレーター
を使えば、テンプレートを自作できる。写真やイラストをテンプレート作成時の下絵として使うこともできる。
なお、ダウンロードしたり自作したりしたテンプレートは、A4サイズやA3サイズでプリントアウトし、ルミノドットにセットして使う。上記サービスではテンプレートがPDFファイルで得られるので、テンプレートダウンロード利用や自作は難しくない(っていうかネット接続環境とカラープリンタがあればデキますヨ)。
ルミノドット全体について拙者的残念感を言えば、今時の“電気系光り物”としては光量不足ということ。ピカピカ、キラキラ、というイメージではなく、ほんのり光っているという感じだ。が、室内にインテリアとして置いて、ずっと光らせておくことを考えると、ちょうど良い光量かもしれない。
ほかは、まあ、特に違和感はない。というか、こんなふうに遊べて使える製品って、ルミノドット(やネオンブライト)しかない。唯一無二の味と雰囲気を持つ存在であるのは確かだ。
てな感じのルミノドット。年末、静かな夜をまったりと過ごすに良さそうだ。このノスタルジックな光と絵柄がイイですな。ピン刺しを淡々と続けても、出来上がった淡い光をボーッと眺めていても、なーんか不思議と癒される感じ。今時では珍しい“スロー”なインテリア玩具である。
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URL
株式会社バンダイ
http://www.bandai.co.jp/
製品情報
http://www.luminodot.jp/
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2008/12/02 00:01
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