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やじうまミニレビュー
東京企画販売「歯ぎしりマウスガード」

~自分で歯型が取れるマウスピース
Reported by 林 佑樹

東京企画販売「歯ぎしりマウスガード」
 歯の噛み合わせはご飯をおいしくいただくだけでなく、健康にも大きな影響を与える。また力を入れる際にも重要だ。研究によると歯並びは肩こりやいびき、不眠、自律神経失調症などの原因にもなっているという。

 歯の組み合わせが悪くなる要素は現代では多数あり、柔らかい食べ物が多いことや寝相などがある。そのため、矯正をはじめとしてマウスピースでサポートするという治療も行なわれているので、お世話になった人もいるのではないだろうか。そこで今回は筆者が愛用している東京企画販売「歯ぎしりマウスガード」を紹介しよう。自分の歯形をカンタンに作れてアゴの筋肉を鍛えられるアイテムだ。

 歯ぎしりマウスガードはEVA樹脂製で、暖めた状態で歯にあてがうことで自分の歯形を記憶させることができる。説明はこれで済んでしまうほどカンタンで、パッケージを見ても裏面にある6つの行程をこなすだけで準備を終えられてしまうほどだ。

メーカー東京企画販売
製品名歯ぎしりマウスガード
希望小売価格1,260円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格598円


取扱の説明はパッケージの裏面にまとめられている
形状記憶させる前のマウスガード
ステキな収納ケースも付属している

 本製品の使い方がは2通りある。1つはアゴの筋肉を鍛えるために、1日1回装着して、20回ほど噛む。いわばアゴの筋トレだ。2つ目は睡眠時のいびき・歯ぎしり防止。クッションとして歯と歯の間に入るので、歯ぎしりを防止しつつ、やや気道が開くことでいびきも抑制されるというわけだ。またフェイスラインも正しくなるので個人差はあるものの、いびきや歯ぎしりの度合いが低くなっていくようだ。

 アゴの筋トレ用は装着して噛むだけなのだが、睡眠時に使う場合は慣らしが必要。起きているときに装着して違和感がなくなるまで慣らしておかないと逆に眠りにくくなってしまうのだ。筆者の場合は日中作業をしつつ、モゴモゴとしていた。個人差もあると思うが、2日ほど日中に常用していたら違和感がなくなってきたので目安にしてもらいたい。

 またいずれの用途の場合も唾液の分泌が促進されるため、口の中の雑菌の繁殖を抑えてくれる。なにかとメリットが多いのだ。

 筆者が使用するときは、日中のみ。幸い、いびきや歯ぎしりはないのでアゴの筋トレアイテムとして活用している。とくに体感できたのは肩こりの軽減。椅子に座っての作業ばかりなので、どうしても血行が悪くなるし、たまに首を回すといい音が鳴る。噛む動作をすることでアゴの筋肉だけだけでなく、首から肩にかけての筋肉も連動して動くのでイイ感じに肩こりがやわらぐのだと思う。また重い物を持ち上げるときにも、噛み合わせがいいと力を出しやすいので重宝しているので、大掃除でタンスなどを動かすときにあると便利かもしれない。

 では実際に手順を見てみよう。パッケージの裏面にある通り、6つの工程で完了する。必要な物はマウスガードが入る大きさの容器とお湯、ハシ、ハサミだ。容器のサイズはそれほど大きくなくてもよく、大きめのマグカップでも代用可能。まずは容器にマウスガードを入れ、マウスガードが浸るまでお湯を注ぐ。説明によると理想の温度は約90℃、また容器にお湯を入れてからマウスガードを投入してもOKだ。


まずは容器にお湯を注ぐ。温度は90℃くらいが目安
説明書とは逆だが、お湯を入れたあとにマウスガードをいれても問題はない

 お湯に浸けておく時間は約20~30秒。このとき、マウスガードが浮き上がってくるのでハシで押さえておくといい。マウスガードが柔らかくなってきたらお湯から取り出し、湯切りしてすこし冷ます。それから中央のくぼみが上の歯のセンターになるよう合わせて装着する。その後、2~3回、かみ合わせたあと10秒ほど噛み続けよう。なお冷めてしまうと形状を記憶してくれないのでスピーディーに行なうこと。


マウスガードは浮かんでしまうので、ハシで軽く押さえておくといい
写真のようにフニャっとしたら頃合い
少し冷ましたら装着して歯形を作る

 歯形が取れたら次はパッケージ裏面の手順5のイラストのように、歯と歯茎にフィットするようセットする。ちなみにこの段階で失敗してしまっても、また暖め直してやり直せばいい。筆者の場合だとやはり1回目は失敗してしまった。やり直しが利くので焦らず歯形を作ってもらいたい。


手順5のイラストを参考にしよう。それにしても妙に気になるイラストだ
写真のように歯茎と歯にフィットさせていく。指先ではなく、指の腹を使うとやりやすい

 ほどよく自分の歯形が取れたら、違和感がないか確認しよう。奥歯あたりに刺さる感覚があるのなら、端をハサミで切り取ってしまえばOK。ここまでこればあとはアゴの筋トレをしていくだけである。


完成した歯形
奥歯あたりに違和感を感じるようなら、ハシをハサミで切り落としてしまおう
使用しないときは収納ケースに入れておこう

 歯ぎしりマウスガードは安眠だけでなく、よく噛むことで得られる健康も提供してくれる。また正しい噛み合わせだと力を出しやすいので、これからの大掃除シーズンで重い物を持ち上げるときにも便利だ。消耗品なので半年~1年に1度買い換える必要はあるものの、十分な効果があるので必須の存在と思えば苦にもならない。歯ぎしりやいびきに悩む人はもちろん、あまりアゴを使っていない人にオススメの健康グッズだ。





URL
  株式会社東京企画販売
  http://www.to-plan.co.jp/



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2008/11/28 00:01

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