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やじうまミニレビュー
アペックス「ブッダボード」

〜ストレス解消にも効果アリ? 簡単に書道が楽しめる謎のボード
Reported by 本誌:正藤 慶一

 この「やじうまミニレビュー」は、家電ではないものの生活の端々で役に立つおもしろグッズに、野次馬のようにナンダナンダと飛び付いて紹介するコーナーである。2年前の家電Watchスタート以降、家電製品ミニレビューとともにほぼ毎日更新し続けており、気付けばもう400回をゆうに越えてしまっている。

 しかし、今回紹介するグッズは、その約400回の中でもかなり“野次馬度”の高い製品と言えそうだ。その名も「ブッダボード」だ。

メーカーアペックス
製品名ブッダボード
購入場所楽天市場
購入価格4,935円


 何やら宗教的な雰囲気の漂う名前だが、製品自体は「ブッダボード」本体と筆という2点から構成されるシンプルなもの。この筆に水を付けて本体内部にあるセラミック素材のボードをなぞることで、ボードに墨で書いたような文字が浮かび上がる。そして、そのままの状態で放置しておくと、ボードから水が蒸発し、文字が消える、という仕組みだ。

 それがいったい何になる? と疑問に思えてくるが、説明書によると、このボードに現在の気持ちや不安を書き表わし、それがやがて消えることで、沈んだ気持ちや不安をスッキリし、ストレスを発散できるというのだ。確かにブッダ(BUDDHA)とは「お釈迦様」という意味のほか、「真理を悟った者」といった意味もある。このボードに己の心の中を表わし、邪念を振り払って真理に一歩近づくということなのだろう。説明書ではさらに「ブッダボードは禅で語られる『今この瞬間を生きる』という考えをもとに作られました」という記述も見られる。


収納時のサイズは32×28×2.5cm(幅×奥行き×高さ)と、ノートパソコンのような外観
本体を開いたところ
このように立てて使用する

説明書には“禅で語られる『今この瞬間を生きる』という考えをもとに作られました”という記述も見られる 本体に付属する筆に水を付けるだけで、ボードに字が書ける。墨汁は使用しない

 と、ここまで書いたところで「なわけねえだろ!」と、その効果に疑問をお持ちの方も多いだろう。私自身もその効果に疑問だ。ここは物は試し、筆を手にして、我が心の思うがままに、ボードに思いの丈を放った。


ブッダボードに字を書いているところ。水を付けるだけで書ける しばらく放置すると、ボードから水が蒸発し、字が消えていく。「ス」と「ウ」の字からだんだん消えているのがわかるだろう(この動画では早く消えるよう、扇風機でボードに風を当てています)

とりあえず愚痴をこぼしてみた
愚痴をもうひとつ
そして悩み

 感想は、意外と気持ち良かった。というのも、とても簡単に字が描けるのだ。普通なら墨汁に半紙に墨に硯に文鎮に下敷きに、たくさんの道具が必要になるところが、筆を水を付けてボードをなぞるだけというのが面白い。筆はその一挙手一投足が文字に反映されるため、ほどほどの緊張感があって良い。またその一方で、墨とは違ってやがて文字はやがては消えてしまうという気楽さもある。要は都合良く書道が楽しめるのだ。

 さて、肝心のストレス発散についてだが、効果はボチボチあると思う。何とも歯切れの悪い言い回しで申し訳ないが、私はストレスを溜め込むタイプではなく、すぐ発散してしまうタチなので、書いた後にどれだけストレスが昇華できたのかは、いまいちピンと来ない。しかし、自分の感情を書き記すのは「筆記療法」や「告白療法」という手法もあるくらいで、効果がないわけではないだろう。まあ、筆のスルッとした書き味が味わえるという点では、爽快感があることだけは確かだ。

 ボードに書いた文字が消えるまでの時間は約3〜5分間ほど。水を大量にしみこませた場合は10分以上かかってしまうこともある。人に知られたくないことを書く場合は、なるべく水を控えめにすると良いだろう。また、あまりにも上手に書けた場合でも、いずれは必ず消えてしまうので、文字を残したい場合はデジカメで撮影しておこう。


文字を書いてから約3分後のボード。何を書いたか解読できないだろう 文字はだいたい3〜5分で消えるが、水を大量に付けるとなかなか消えにくい

 ちなみにこの製品、カナダの「Buddha Board Inc.」というところが製造元。仏教や毛筆など、東洋文化に対するイメージや憧れから生まれたのだろうと推測される。ともすると「筆で書くだけで悩みが解決するわけないじゃん」「ガイジンさん特有の誤解だよね」と醒めたことを口走ってしまいそうだが、筆とボードだけで簡単に書道が楽しめるというシンプルさは、東洋文化の内側に居る人間では気付きにくい。このシンプルさは逆にアリだろう。欲を言えば、縦書きができるようにボードは縦長であって欲しかったが……まあ、そこまで求めるのは酷だ。


 ストレスの解消につながるかどうかは断言できないが、少なくとも毛筆の書き味を簡単に楽しめる点には価値がある。「文字を書く」ことが「キーボードを打つ」「ケータイのボタンを押す」こととイコールになっている現代だからこそ楽しめる一品である。


どうせ消えるので、途方もない嘘をつくのもアリだろう 口に出すのも恥ずかしい言葉を書いても、やがては消える 仕事の話題は職場でしっかりと話そう




URL
  株式会社アペックス
  http://www.apexb1.com/
  製品情報(楽天市場内)
  http://item.rakuten.co.jp/dh-apex/bb-01/
  Buddha Board Inc.
  http://www.buddhaboard.com/



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2008/10/29 00:01

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