家電Watch logo
記事検索
バックナンバー
【 2009/03/30 】
やじうまミニレビュー
DO-SEE「LEDライト付きスタンドルーペ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
ツインバード「コンパクトフライヤー EP-4694」
[00:01]
【 2009/03/27 】
家電製品ミニレビュー
三菱「蒸気レスIH NJ-XS10J」
[00:02]
やじうまミニレビュー
L.L.Bean「ボート・アンド・トート・バッグ」
[00:01]
【 2009/03/26 】
やじうまミニレビュー
アイリスオーヤマ「サイバークリーン」
[00:01]
家電製品長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」(4/4)
[00:00]
【 2009/03/25 】
やじうまミニレビュー
オーエフティー「自動給餌機 Newビストロ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
日立「クリエア7 EP-CV1000」
[00:00]
【 2009/03/24 】
やじうまミニレビュー
「家庭菜園 かいわれくん」
[00:02]
長期レビュー
シャープ「プラズマクラスターイオン発生器&加湿空気清浄機」 (4/4)
[00:01]
【 2009/03/23 】
やじうまミニレビュー
撥水ペーパーのメモ帳と“現場仕様”のボールペンを試す
[00:01]
長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」 (3/4)
[00:00]

やじうまミニレビュー
リザウンド「読書スタンド」

~フリーハンドで本が読めるスタンド
Reported by 林 佑樹

手を使わなくても中空にホールドできるので長時間の読書が可能に
 読書の秋……かどうかに関わらずよく本を読んでいる。電車の中、椅子に座って、そして寝転がって。いつでも自由なスタイルで読める本はすばらしいメディアだと思う。

 しかし、問題が1つある。寝転がって読むときはだいたいうつぶせになり、背中を反らせて、肘で体重を支えるのだが、最近、その体勢がキツクなってきた。かといって、横寝になって読んでいると腕が痛くなるし、首も疲れてくる。人体の構造的に仰向けで本を読むのがもっとも楽なのだが、腕が疲れてしまう……そんなときに見つけたのがリザウンド「読書スタンド」だった。書物受台を空中にホールドして、仰向け状態であっても手で保持しなくても本が読めるスタンドだ。

メーカーリザウンド
製品名読書スタンド B-3 兼用タイプ
希望小売価格15,540円
購入店快読ショップ Yomupara
購入価格15,540円


歳を取ると本を読む体勢が地味にキツイ けっこうガッシリとした作りで安定性が高い。また脚に置いたB6単行本と比べてみるとそのサイズがよくわかると思う アームを固定するネジは取っ手が大きく、寝ながらでも操作しやすい

 本を照らしてくれるライトはE26型の電球であればどれでもよく、白熱電球だけでなく電球型蛍光灯も使用できる。ライト自体も角度を自由に調整できるので、読書をするときは自分の視界にライトが入らないように調整すると光源が気にならず、読書に集中できるのもいいところだ。


フード付きのライトは上下に角度変更が可能
ライトのスイッチはシンプル。ライト近くに寄っているので、寝ながらでもON/OFFがカンタン

ギミック満載の書物受台。縦幅は文庫本とほぼ同じである
 書物受台はよく考えられていると感じた。中空に本をホールドする以上、固定アームが必要となるが、なるべく気にならないよう配慮されている。書物受台は厚さ3cm程度、重さ700g程度、文庫本からA4のパンフレットまで固定可能。仕組みはノドに通すゴムバンドと四隅のページを押さえるためのアームで本が落ちこないようにする。上2カ所のアームはページがめくれないようにホールドするのが主で、実際にはゴムバンドと下2カ所のアームで固定している。


ノドを固定する伸縮式のレースはA4まで対応
上部のアームはバネで軽く固定しているだけ。ページをめくるときはスッと引き抜く
下部のアームはアームと書物受台で本をガッシリと挟む。またアームの角度を変更できるので、本に合わせて固定できる

 実際にページをめくる手順を示すと、まず右開きの本を読んでいるとした場合、左ページ側にある下部アームを上げてページを引き抜き、次は右ページ側の下部アームを引き上げ、ページを差し込むといった感じだ。下のアーム1つを浮かせて、ページを抜く感じで開く。上のアームはバネで軽く固定されているため、わざわざいくつもアームを浮かせる必要はない。ただ特殊な動作なので、ページをめくる際は少し慣れが必要だが、15分くらい使っていると難なくページをめくれるようになるだろう。


下部のアームのバネは強力で少し力を入れなくてはならない
部屋を暗くして文庫本を照らしてみたところ。本だけに集中できる

A4のパンフレットを取り付けてみたところ。これも見やすい
上部アームも伸ばすことができ、A4まで十分に対応してくれる

 また仰向けだけでなく、横寝状態で本を読むときにも便利だ。片腕で頭を支える体勢でも、枕に頭を預けて横を向いた状態でもすんなりと本を読むことができる。


ゴロ寝状態でも視認性は抜群。高さを調節すれば腕で頭を持ち上げる必要もない
昔のお侍さんみたいなポーズで本を読むにも便利である

 すっかり愛用しているのだが、以前よりも本を読んだまま寝落ちする回数が高くなってしまった。そうなると頭上にアームと書物受台がある状態なので、寝ぼけて起きると顔をぶつけてしまう可能性があると感じた。説明書にも同様に記載されており、眠る前はアームを水平方向に回して、目前をクリアにしておきたい。しかし、本を見ながら眠りに落ちるのはなかなか快感である。そんなときは横寝状態で読める位置にアームを移動させておけばいい。

 本はジャンル問わずといいたいところだが、ペラペラめくれるわけではないのでコミックはあまりオススメできない。じっくりと読める小説や新書、パンフレットなどに適している。


コミックの場合、ページの端まで描写されることが多いので、意外と不向き
 書籍以外もホールドできるのかと試して見たが、700g以上の物体のホールドは想定されておらず、また書籍を固定するのみに特化した作りなのでデジタルフォトスタンドなど重たいものを下げると危険だ。

 読書スタンドは本は好きだが、寝ながら読むときはキツイという人にオススメである。見た目はぐーたらダメ人間くさくなってしまうが、実際に使ってみると楽で読書にとても集中できるのだ。若い人ではなく、30を越えた人なら病みつきになる利便性を持った読書グッズだといえよう。





URL
  株式会社リザウンド
  http://www.resound.co.jp/
  製品情報
  http://www.resound.co.jp/product_detail.htm#p06



PR  




2008/10/20 00:17

- ページの先頭へ-

家電Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.