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やじうまミニレビュー
コールマン「起毛レジャーシート」

~持ち歩けるチェックのピクニックシート
Reported by 本誌:阿部 夏子

コールマン「起毛レジャーシート」レギュラーサイズ(レッド)、ミニサイズ(ネイビー)
 公園でチェックのレジャーシートを広げて友人との会話を楽しむ。こう書くといかにも欧米的で、文学少女OBの私は「大草原の小さな家」や、「赤毛のアン」などのワンシーンがすぐに連想される、憧れのグッズでもある。いつもは海や山に出かけても無粋な安物のビニールシートで、その場をしのいできたが、チェックのレジャーシート! しかも起毛素材! 私のツボをがっちりと掴むレジャーシートを発見した。というわけで、今回はコールマンの“チェック柄”の「起毛レジャーシート」をご紹介したい。

 コールマンはキャンプ用品や、アウトドアグッズで知られるアメリカのブランドだ。今回私の完全なミーハー根性で手に入れたのは屋外に敷いて使うタイプの「起毛レジャーシート」2製品。どちらもチェック柄で、色はグリーンやレッドなどサイズによって4種類前後用意されている。今回はサイズが小さい方がグリーン、大きい方はレッドを選んだ。メーカー希望小売価格はミニサイズが1,890円、レギュラーサイズは2,625円。Amazon.co.jpでの購入価格はミニサイズが1,701円、レギュラーサイズが2,480円だった。

 本体は、クルクルと巻かれた状態で手元に届く。まずは見た目のかわいらしさがこれまでのビニールのレジャーシートとはレベルが違う。チェックはもちろんのこと、色使い1つとってもセンスが光る製品になっている。製品のサイズは、レギュラーサイズが170×170cm(縦×横)の正方形、ミニサイズは140×90cm(同)の長方形だ。

 サイズの違い以外は製品の作りはほぼ同じ。裏側は撥水加工のあるポリ塩化ビニールになっており、下からの湿気や多少の水気はシャットアウトできる。表面はアクリルで、起毛になっている。起毛といっても、毛足はそれほど長くなく、暑いという感じではない。

 収納時は本体を折りたたんで、端のゴムでくるりと丸める。本体には持ち運びに便利なように持ち手も用意されている。また、氏名を記入できるネームタグも付属してたり、全体的にアウトドアグッズらしさが目立つ造りだ。


収納時の本体。長さはレギュラーサイズが約55cm前後、ミニサイズが約30cm前後 裏地にはポリ塩化ビニールが採用されている
本体はゴムで丸められている

ゴムはマジックでとめる
本体には持ち手がついている

Colemanのロゴが入ったキーホルダーがついている 裏側は名前などを書き込むネームタグになっている

ミニサイズを持ち歩いている様子
 さっそくミニサイズの方を持って代々木公園に出かけた。ミニサイズは収納すると幅約30cmで、かなりコンパクト。見た目のかわいらしさも手伝って電車で持ち歩いていてもなんの違和感もない。持ち歩くときも、大きめのバッグなら中に入れて、小さめのバッグでも持ち手と一緒に持ち歩くことのできるサイズだ。

 芝生の上に広げて座ってみると、起毛によるクッション性があってビニールタイプのレジャーシートなどに比べるとずっと座り心地が良い。この日は梅雨の中休みで都心の気温は30℃近くまで上昇していたが、起毛が暑いと感じることもなかった。ビニールシートによくあるビニールに肌がベタっとくっつくあの感じもないので、海での使用にも向きそうだ。

 ミニサイズは大人二人が並んで座ると、それだけでいっぱいになるサイズ。2人以上で使用する場合や、お弁当などを広げて楽しむならレギュラーサイズの方が適当だろう。


芝生の上でミニサイズを広げた様子 ミニサイズは大人二人が座るといっぱいのサイズだ 裏側がポリ塩化ビニールなので草の湿気などが伝わらない

公園でのくつろぎのひとときにぴったりな製品
 天気の良い公園でお茶を飲んでいるとそれだけで、気分が和む。ベンチや芝生に直接座るより、シート(しかもチェックのかわいいヤツ)を自分で用意してきていると、それだけできちんと感が一気にアップし、贅沢な時間を過ごすことができた。今度は寝っ転がって日光浴を楽しみたいのでレギュラーサイズを持参しようと思う。

 気になったのが、汚してしまった時のこと。裏地はビニールなので汚れはさほど気にならなそうだが、表面に飲み物などをこぼした時は、下がビニールだけあって下に染みこまずに生地にしっかり吸収されてしまいそうだ。お手入れ方法は、中性洗剤などを布に染みこませて拭きとる。水洗いした場合は陰干し、また洗濯機の使用は避けるようにとあった。お手入れの事を考えると、花見などお酒を伴うような場所での使用には向かないかもしれない。

 使った後の片付けは簡単。今回は芝生の上で使用したということもあって、本体を数回叩くと土や草はすぐに落ちてしまった。たたむ時の折り目は製品にだいたいついているので、それに従って折って、あとはくるくると丸めてゴムで止めるだけだ。


片付け方はまず本体を縦にして、1/3を真ん中に折りたたむ 逆側も同じように折りたたむ。折り目が付いているので折る場所に悩むことはない

あとは本体を半分に折って、くるくると丸める ゴムを固定すれば元通りの形になる

 公園や海など外に出かける機会は意外と多いのだが、そのたびにありあわせのビニールシートを買っていた。使用感も悪く、1回の使用ですぐに汚れてしまったり、破れてしまうので数回使えば良い方、ひどい時は1回使って捨てるなんてこともしょっちゅうだった。持ち歩くことが苦にならないデザインや、使用感はビニールシートにはちょっとないものだ。

 公園でピクニックというとついつい構えて色々用意しなければ……と思ってしまうが、シートだけ持参して、のんびりと過ごすのも悪くない。行楽シーズンのお供にオススメの製品だ。





URL
  コールマンジャパン株式会社
  http://www.coleman.co.jp/index.html
  製品情報(ミニサイズ)
  http://www.coleman.co.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=170-6594
  製品情報(レギュラーサイズ)
  http://www.coleman.co.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=170A6463

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2008/07/14 00:01

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