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イデア・インターナショナル「SWEET ICICLE LAMP」

~使いこなしにセンスが求められる冷極管照明器具
Reported by 本誌:伊達 浩二

イデア・インターナショナル「SWEET ICICLE LAMP」
 「SWEET ICICLE LAMP」は、いわゆるデザイン家電に属する製品で、インテリア性の高い照明器具だ。

 商品名を直訳すると「心地良いつららのランプ」となる。メーカーのWebなどによると、「光を氷の中に封じ込めるイメージ」で制作された照明器具だという。

 「SWEET ICICLE LAMP」は、大きさが2種類、発光色が白と青の2種あり、都合4種類が用意される。発表時のメーカー希望小売価格はラージが10,500円、スモールが8,820円で、色による差はない。

 発表後に値上がりしたようで、Amazonでの販売価格はラージが11,025円、スモールが8,820円だった。楽天市場などでは、もう少し高いショップが多い。今回は、スモールの白と青を1本ずつ購入した。

 到着したパッケージは、無地の段ボール箱で、ごくシンプルにまとめられている。

 箱の中には、照明器具本体と、ACアダプタ、ごく簡単な取り扱い説明書だけが入っている。


シンプルな製品パッケージ
箱の中には本体、ACアダプタ、取扱説明書が入っている 取扱説明書は紙一枚の簡単なもの

 ランプの外観は透明なアクリルの棒で、本体サイズは240×30×30mm(幅×奥行き×高さ)だ。ちなみにラージは305×45×45mm(同)と、長いだけではなく太い。

 ランプの光源には、普通の蛍光灯(熱陰極管)ではなく冷陰極管が使われている。これは、パソコンの液晶ディスプレイでバックライト用に使用されているものだそうだ。冷陰極管には、管の口径が小さくできることや、長寿命などの特徴がある。


製品本体
ランプの外観はアクリルで出来た四角い棒のような形をしている。ランプは冷陰極管が採用されている

断面は正方形で一辺の長さは30mm
本体の長さは240mm

 この製品では、陰極管の部分は、ガラス製の温度計のような感じで、取り出せるようになっている。一方の極からは、白く短いケーブルがしっぽのように生えており、ここにACアダプタを接続する。ACアダプタとそのコードはよくある黒いものなので、途中からコードの色が変わってしまうのは残念だ。

 また、本体やケーブル、ACアダプタのどこにも電源スイッチはない。ライトを消すときは、コードを抜くように指示されている。せっかく、ACアダプタとの間に接続用のボックスまでついているのだから、ここにスイッチを入れてくれれば良かったのにと思うが、デザイン面でのこだわりなのかもしれない。


本体から出ているコードをACアダプタにつないで使う ボックスとACアダプタは丸いプラグが使われている 電源スイッチはなく、電源を消す時は電源コードかACアダプタを抜く

発光の具合は独特。写真は青いランプの方。
 発光の具合は独特で、特に青はネオン管を思わせるところがある。ただし、光量は大きくない。スポット的な照明器具として使うべきだろう。アクリルの角がプリズムのように反射して美しい。

 なお、冷陰極管と名前から勘違いしやすいが、熱が発生しないわけではなく、管の両極はそれなりに発熱する。

 この製品の特徴として、本体が直方体で、断面が正方形なので、積み重ねるなどして、複数の製品を組み合わせて使いやすい。しかし、多くの本数を使うには、1本の単価が高いのが痛いところだ。また、ランプとACアダプタが1対1で、1つのACアダプタで複数のランプを使うことができないのも、多数をまとめて使うには面倒な点だろう。


白と青を重ねて置いたところ
2本を一緒に置いても光量はそれほどない
横に並べて置いたところ

角度をつけて離して置いたところ 冷陰極管は中央の穴の部分に差し込まれる

 シンプルな形のランプの特性を生かし、少ない本数で効果的な照明を行なうというのが、使いこなしの方針となるが、なかなか難しい課題だ。ポンと置いて、それで終わりという製品ではなく、素材性が強いので、使う人のセンスが問われる製品といえるだろう。





URL
  イデア・インターナショナル
  http://www.idea-in.com/
  製品情報
  http://www.idea-in.com/takumi/sweeticicle/

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2008/04/02 00:08

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