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パイロット「ハイテックCコレト」

~自分で色が選べる3色ボールペン
Reported by 本誌:阿部 夏子

パイロット「ハイテックCコレト」
 文房具屋さんが好きだ。小学生のころなどは新学期が始まる度に、ペンケースを新調したり、新しいシャーペン、ボールペンを購入していたほど。新しい製品や、きれいな色のペンを見ると、洋服屋さんに行くよりもよっぽど胸がときめいてワクワクしていた。その時の気持ちは今でも変わらない。

文房具には、「劇的な進化」というものはないものの、その時の流行や、ちょっとして改良がすぐに表われるので、ついつい色々なものを買ってしまう。

 今回ご紹介するのは、そんなちょっとした工夫が詰まった新しい形の3色ボールペンだ。パイロット「ハイテックCコレト」は中に入れる3色を自分で選ぶことのできる3色ボールペンだ。専用の替え芯は15色用意されている。ユーザーはそこから自分で使う色を選んで、本体ボディーにセットして使う。メーカー希望小売価格は、本体が157円、替え芯が105円。オフィスデポで同額で購入した。

 コレトの面白いのは、オリジナリティーを出せるような工夫がされているということ。選べるのは色だけではなくて、本体もクリアタイプのほかにブラック、ピンク、ブルーの4色が用意されている。替え芯は色の他に筆記幅も0.3mm、0.4mm、0.5mmの3種類用意されていて自分の好みのものが選べるようになっている。例えば、黒は細かく書き込みたいから0.3mmを、赤は目立つように0.5mmを選んで1つの一緒の本体にセットして使うことも可能。色だけならまだしも、太さまで自分好みにできるというのは“私だけの”3色ボールペンを持てるようでなんだか嬉しい。

 替え芯のラインナップがカラフルに15色用意されていることや、本体カラーも選べるようになっているので、ウキウキして選んでしまうのは私だけではないだろう。女子中高生なら飛びつきそうな製品だ。購入したのは、ピンクとクリアの本体が2本。替え芯はカラフルに、バイオレット、ピンク、オレンジ、ブラウン、アップルグリーン、クリアブルーの6色を購入した。筆記幅はすべて0.4mmのものを選んだ。


1個105円の替え芯。色は15種類から、筆記幅も3種類から選べる 1本157円の本体。4色から選べる 購入時、本体にはなにも入っていない

本体。色はピンク
今回購入した6色。左からオレンジ、クリアブルー、ライトグリーン、バイオレット、ピンク、ブラウン

 このボールペンを使うにはまず本体の組み立てが必要だ。組み立てといっても1分もあれば終わる簡単なもの。本体上の白いフタを開けて、替え芯をそれぞれセットすれば終わりだ。何のコツもいらない。


本体上には白いフタが付いている
まずはこのフタを開ける
替え芯を中に差し込む

購入時、替え芯の先端には青いゴムが付いているので使うときはこれを外す 上部にツマミが付いているのが普通の替え芯と違うところだ

替え芯をセットする
替え芯3本を本体にセットしたところ 書き味はなめらかで書きやすい

 3色ボールペンというと、本体が太かったり、ペン先の入れ替えがうまくいかなかったり、書きづらいというイメージがあったのだが、コレトを使ってそんなイメージは一気に払拭された。書き味がスムーズでインクがするすると出てくるイメージ。というのもこの替え芯は激細ボールペンでおなじみの同社の製品「HI-TEC-C」と同じもの。書き味はお墨付きだ。

 私の場合、一番重宝しているのが手帳への書き込みだ。パソコンの管理ツールだけだと不安で、未だにスケジュール管理は手帳で行なっているのだが、手帳が小さい上に同じ色で書いていたのでとても見づらかった。コレトを購入してからはプライベート、仕事、タスクなど、色を分けて書くようにしたので、見やすさがぐっとアップした。色を自分で選べるので自分らしい手帳を作れる。


筆記幅が小さいので、小さな手帳でも細かく色々書き込める 予定によって色を使い分けることで見やすさがぐっとアップした 自分好みの6色が2本のボールペンに収まる

 打ち合わせや、会議の時に複数のペンを持ち歩くのは学生気分が抜けていないと思われてしまう……と避けてきたのだがこのコレトなら1本だけ持っていけばいい。色を替えるだけでちょっとしたメモもグンと見やすくなる。

 また通勤学習にも有効だろう。色を使い分けることで勉強効率があがるのは有名な話。ペン先が細いので本文を邪魔することなく書き込みができる。


問題集「TOEIC TEST英文法出るとこだけ!」(アルク 小石裕子著)への書き込みにも有効 色を複数使うことで後から見直した時にわかりやすくなる

 と、日常生活の中で大活躍の製品だが、気になるのがコストの問題。本体と替え芯3本で472円。ボールペン1本の値段と考えると少々割高だ。替え芯を交換して使うとしても、替え芯1本が100円以上するのはボールペンとしては高価な部類に入る。とはいえ、日常生活で、ボールペンを使い切るという経験もあまりない私にとっては、まずは替え芯を使い切ることの方が先決だ。

 パソコンの前に一日中いるような仕事をしていても、ボールペンはやっぱり手放せないビジネスツール。とにかく使い勝手がいい。ギャル文字で手紙を書き合う女子中高生のものだけにしておくのはもったいない。ボールペンは会社から支給されているもので充分だという人にも、ぜひ一度試してもらいたいボールペンだ。





URL
  株式会社パイロットコーポレーション
  http://www.pilot.co.jp/
  製品情報
  http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/coleto/index.html

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2008/03/31 00:04

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