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家電製品ミニレビュー
コクヨ「KPS-X30」

〜机の上に置いてサッと使える小さなシュレッダー
Reported by 清水 理史

ついにデスクの上に進出

 「個人情報」という言葉が頻繁に使われるようになってから、シュレッダーはとても身近な存在になった。

 少し前までは大きなオフィスにでも行かなければなかったが、今や家庭にも当たり前のようにある。事故の報道などもあった影響で多少ブレーキはかかったかもしれないが、ここ数年でオフィスから家庭への進出に成功した製品の1つと言っても良さそうだ。

 そんなシュレッダーだが、みなさん、普段、どこに置いて使っているだろうか。机の下、横、部屋の隅など、まあ、基本的には邪魔にならないところに設置しているはずだ。

 そんなシュレッダーを机の上に置いてしまおうというコンセプトの商品が、今回紹介するコクヨS&Tのデスクトップシュレッダー S-Tray KPS-X30だ。メーカー希望小売価格は13,440円。Amazon.co.jpでの購入価格は9,823円だった。


正面
側面
背面

静音、安全、コンパクト

設置面積としてはティッシュケースとほぼ同じ。高さは3個分程度だろうか
 このKPS-X30、デスクトップというだけあってサイズは250×164×192mm(幅×奥行き×高さ)となかなかコンパクト。

 イメージとしてはティッシュケースを一回り大きくして、縦に2〜3個積み重ねたサイズといったところで、確かにティッシュケースを机の上に置いているなら、そこに置いても、さほど邪魔にならない印象だ。

 サイズと並んでセールスポイントとなっているのは、その静音性。小型モーターの採用でカタログスペックで約50dBという動作音に押さえられている。最近では40dB台の製品もあるので、数値上はダントツというほどでもないが、使ってみると確かに音が気にならない。


【動画】封筒を細断する様子。途中でストップボタンを押して、再び再開している(WMV形式,1.28MB)
 もちろん、シュレッダーなのでモーターの回転音や紙を細断する音は聞こえてくるが、どちらも軽い音に押さえ込まれている。例えが稚拙で申し訳ないが、印象としては、通常のシュレッダーが「ガー、バリバリ」という感じのところ、「ヴー、パリパリ」というように、ワンランク低いというか、軽い感じの音になっている。

 形あるものがみるみる切り刻まれていくため、個人的にはシュレッダーにどことなく「怖い」印象を持っているのだが、このKPS-X30にはそういう怖さをあまり感じない印象だ。

 これは、おそらく安全対策として搭載されている機能からも受ける印象なのだろう。KPS-X30の上部には、非常時にすぐに動作を停止させることができる「ストップ」ボタンが用意されている。また、紙を挿入する開口部もさほど広くなく、さらに細断装置までの距離が十分に取られている(開口部が深い)。


上部のボタンと開口部。ストップボタンによる緊急停止が可能。また開口部も比較的深いため事故防止にも役立ちそう
 開口部が広く、細断装置が目で確認できてしまうと、なんだか吸い込まれそうで怖い印象があるのだが、そういった心理的な怖さを取り払う工夫がなされているのが個人的にはとてもありがたいところだ。


ダイレクトメールなどの細断に最適

存在感はあるが、デスクに設置しても無理のないサイズ。届いた手紙などをその場で処理できる
 実際に使ってみると、ダイレクトメールなどの細断にはなかなか手軽で便利だ。それこそ、デスクの上に置いておけば、届いた手紙やチラシなどを確認して、不要ならその場でサッと細断することが可能だ。

 ただし、コンパクトさとの引き替えに、細断できる用紙のサイズや枚数はA5コピー用紙約4枚までと限られる。A4の場合、2つ折りにしなければならないのが若干面倒だが、手紙やチラシなどは最初から折られていることもあるので、さほど気にならないだろう。

 ちなみに、書類の場合、ホッチキスで止められていることが多く、細断枚数に制限のあるシュレッダーにかけるときには取り外すのが面倒でならない。最近では、特殊な形状のパンチで書類を綴じたり、紙テープのようなもので書類を綴じる文具(ペーパーステッチやペーパーファスナーなど)もあるので、こういった綴じ方が普及するとシュレッダーもより便利になりそうだ。

 細断後のゴミはというと、本体下部のゴミ箱に溜められる。このゴミ箱は引き出し式になっているので、いっぱいになっても引き出して捨てるだけと手軽だ。ただし、2.5Lと容量は小さいので、大量の用紙を細断するといった用途にはあまり向いていないだろう。

 細断されたくずは、2×14mm(幅×長さ)となかなか細かい。捨てるときにかさばらないというメリットがあると同時に、くずから情報を読み取るのも困難なので安心だろう。


スライド式のゴミ箱でゴミ捨てが簡単
細断したゴミのサイズも小さい。ただし、厚めの用紙などは細断しきれずに残ってしまうケースもあった

はじめて知ったシュレッダーゴミの捨て方

 ちなみに、今回、KPS-X30を使ってはじめて知ったのだが、筆者宅の住んでいる地域の自治体ではシュレッダーのゴミをリサイクル資源として個別に回収していた。

 今まで、普通の紙ゴミはリサイクル用にまとめて回収に出していたのだが、シュレッダーのゴミは、てっきり燃えるゴミだとばかり思い込んでいて、ほかのゴミと一緒に捨てていた。

 シュレッダーのゴミは、紙の繊維が細断されてしまうのでリサイクルにコストがかかるとか、通常の紙に比べて容積がかさむため運搬費用が余計にかかるとか、リサイクルには適してないという話を聞いていたが、自治体によってはリサイクルの試みも行なわれているようだ。

 話を戻そう。KPS-X30は、小型で静音と使い勝手のなかなか良いシュレッダーだ。低価格化が進む中、若干、高めの価格設定だが、ストップスイッチや開口部、スライド式のゴミ箱など、使い勝手の良さを向上させるためのコストがきちんとかけられている。文具を長年扱ってきたメーカーならではの安心感のある製品だろう。





URL
  コクヨ S&T株式会社
  http://www.kokuyo.co.jp/
  製品情報
  http://www.kokuyo-st.co.jp/search/1_detail.php?c1=04&c2=04A8&sid=100114139

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2008/02/18 00:10

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