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LUSH「バス・ボム」

~バスタイムを楽しく演出してくれるゲンコツ大の入浴剤
Reported by 本誌:阿部 夏子

LUSH「バス・ボム」
 寒さが本格的になってきたこの季節、湯船にゆっくりつかるのが1日の楽しみになってきた。

 女性にとってのバスタイムは、美容にも疲れにも、癒しにも効果のある大事な時間だ。私もお風呂に入るのが大好きで、本や雑誌などを持ち込んでついダラダラ過ごしてしまう。時間に余裕があるときは、お風呂で小一時間を過ごすのもザラなので、入浴剤にもこだわりたい。

 イギリスのハンドメイドコスメショップ「LUSH」でおもしろそうな入浴剤を見つけた。その名も「バス・ボム」。ゲンコツ大の大きさの入浴剤だ。その大きさを見て、割って使うのものなのかなと思っていたのだが、これを丸ごと1個湯船に入れて使うのだという。

 「バス・ボム」、つまり“お風呂爆弾”という名前の入浴剤とは一体どんなものなのか興味がわき、購入してみた。色、形、香りも様々なものがあり、その種類は常時20種類前後。種類は、季節や時期によって随時入れかわるのだという。

 今は、時節柄クリスマス限定のものが8つほど揃っている。価格は1個300~980円で、入浴剤としては高価な部類にはいるだろう。今回はその中から、10個、種類が異なるものを選んだ。ラッシュジャパンのオンラインショップで購入出来るほか、Amazon.co.jpでも購入が可能。


今回購入した10種類。それぞれ個別に包装されている 袋から出した状態。大きさ、色、香りがそれぞれ違う 横からみると少し大きめの卵のような形をしている

 この製品は「バス・ボム」という商品名のほかに種類によってユニークな名前が付けられている。例えばこの季節限定のもので「紳士なスノーマン」と名付けられた、雪だるまを型どった白いもの。また、ピンクのバラのつぼみが埋め込まれている丸い大きなものは「セクシー・ダイナマイト」など、聞いているだけでなんだか楽しくなってくるようなものばかりだ。


「セクシー・ダイナマイト」650円
黄色と茶色がマーブルされている「みつばちB」650円 丸い形以外のものもある。左がハートの形をした「愛ラブユー」600円。右が雪だるまの形をした「紳士なスノーマン」580円

手に握るのがやっとという大きさ
 製品は1つ1つ大きさも香りも異なるので個別にビニールで包装されている。重さも違う。軽いもので90g、大きなものになると200gある。手に持つとずっしりとした重みがあり、手のひらに握るのがせいいっぱいの大きさだ。袋から出すだけで、香りが部屋中に広がった。隣の部屋まで、香りが伝わるほど香りは強い。手に持つと、粉が手に付く。袋の中にも粉が残っていたので、袋から出すのは風呂場や、洗面所がいいだろう。


半径は約4cmほど。手作りのため形が1つ1つ微妙に違う 表面には「LUSH」の文字が刻み込まれている。この文字も承認によってないものもある

「バス・ボム」に直接手で触ると、表面の粉が手に付着した テーブルなどにも粉が散らばってしまった。包装から出すときは周りに気をつけたい

成分は包装されていた袋の裏に書いてある。またLUSHのオンラインページでも確認可能
 さっそく使ってみた。今回使ったのは、クリスマス限定の「バス・ボム」で「サンタの銀世界」というもの。値段は650円で、重さは200g。水色と緑の2色で、小ぶりのくす玉のようにも見える。香りはライムとオレンジのもの。

 色と、香りが違うことから、LUSHの「バス・ボム」の成分は種類ごとに異なる。基本的な成分は、重曹にクエン酸を混ぜて作ったモノだという。そのほかの成分は包装されている袋の裏で確認できるほか、LUSHのオンラインショップでも見ることができる。

 浴槽にお湯を張って、「サンタの銀世界」を入れる。こんなに大きな入浴剤を使うのは初めてだ。入れる前からほかの入浴剤では味わえないようなドキドキ感がある。本体を湯船に投入すると「シュワシュワー」という音と共に、本体からはじけるように泡が出てくる。それはまるで、水中爆弾のような勢いの良さで、「バス・ボム」と言われるゆえんはこれだったのかと納得してしまった。


とにかく大きいので、入れる前から期待感が高まる お湯に入れるとすごい勢いで泡が出てきた 【動画】バス・ボムを浴槽に入れた様子(WMV形式,1.56MB)

お湯の表面上に細かいラメが浮いている
 発泡性の入浴剤はほかにもあるが、ここまで勢いのあるものは見たことがない。泡は1分以上続いた。発泡が終わったあと、湯船に入ってみると、驚いた。お湯にラメが浮いている。思わず「おー」と声を上げてしまった。

 このラメ、当然のことながら身体に付着する。このラメはきちんと取れるのか不安になった。というのも、25歳の私はラメが大好きなので、身体にラメがついていても何の問題もない。が、母や父の身体にラメが付いていたらそれはチョット……よく見ると、浴槽にもラメが付着している。一人暮らしならともかく、これを実家でやると苦情が出そうだ。

 だが、今の私はそんな心配は一切しなくていい。これも大人の特権だ。

 今まで、ラメがキラキラするお風呂なんて入ったことがない。「女の子」になりきって、ラメとブルーのお湯、香りを楽しんだ。最初は気付かなかったのだが、よく見ると浴槽になにか浮いている。何だろうと思って手に取ると、銀色の小さなサンタクロースだった。これでこの日2度目の「おー」が出てしまった。入浴剤にここまで感嘆の声を挙げたことはない。

 お湯はバス・ボムを入れたことによって、なんだかなめらかになったようだ。650円の入浴剤をいれたお風呂は贅沢で、なんだか早く出るのがもったいなく感じていつもよりも長く浴槽につかってしまった。


浴槽内の壁には細かいラメがくっついてしまっていた
 心配していたラメは、身体を洗うとほとんど落ちた。腕や足にも残っていない。ただ、粒の小さいラメなので、身体のどこかに残っているというようなことはありそうだ。

 お風呂から出た後、浴槽を覗いてみると浴槽内の壁にラメがしっかりと残っていた。これは時間が経つと掃除が大変そうだと思って、すぐにお湯を捨ててブラシでこする。1回こすった程度ではなかなか取れない。2~3回ブラシを往復させてやっときれいにラメをとることができた。

 ほかにもいくつかのバス・ボムを試してみたが、どの製品もお湯が冷める前に掃除をした方が良さそうだ。ただ、すべての種類のバス・ボムにラメが入っているわけではない。、現在発売されている26種類中、ラメが入っているものは、この製品を含めて2つだけだった。

 ラメが入っていると、掃除が大変だったり、残り湯を洗濯に使うこともできない。実用性には欠けるだろう。値段を考えると、とてもじゃないが毎日は使えない。それでも私はこの製品が好きになってしまった。いつものお風呂の時間を非日常にしてくれる感覚があるのだ。実用的でないものを思いっきり楽しめる贅沢が味わえた。

 ほかの製品もいくつか試してみたのだが、浴槽に花が浮かんできたり、ハートが出てきたり、そのたびに驚きがある。バス・ボムを使ってお風呂に入るのがとても楽しみになった。

 お風呂の中は実は一人になれる貴重な時間だ。その日あった出来事を考えたり、また明日からのことを考えたり。バス・ボムは、その自分一人だけの時間を楽しく演出してくれる。日常的に使用するタイプの製品ではないのでプレゼントとしてもオススメだ。





URL
  株式会社ラッシュジャパン
  http://www.lush.co.jp/enter.html
  製品情報
  http://www.lushjapan.com/search_cat2_rn.asp?cat1=1&cat2=14&20071130140812



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2007/12/03 00:03

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