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やじうまミニレビュー
貝印「リーフツメキリ KQ-1341」

~オールステンレスの超小型極薄爪切り
Reported by 本誌:正藤 慶一

リーフツメキリ KQ-1341
 今回レビューで採りあげるのは、貝印株式会社が発売する爪切り「リーフツメキリ KQ-1341」である。メーカー希望小売価格は3,150円で、上新電機のオンラインショップで2,480円で購入した。

 しかし、冒頭からこんなことを言うのもなんだが、見た目だけでは到底爪切りだとは思えない。右に初期状態の製品写真を掲載したが、これではただの金属のプレートにしか見えない。この時点のサイズは12×59×4mm(幅×奥行き×高さ)と、とにかく小型で薄い。こんなにコンパクトで、本当に爪切りとして成立するのだろうか。

 パッケージ裏の説明書きを読むと、これは収納時のスタイルで、実際に使用時に変形させて使うという。まずは、刃先を上にした状態で両脇から力強くつまむ。すると、本体後部のロックが外れ、レバーが浮き上がる。この状態になると、さすがに外観も爪切りに見える。ここでさらにレバーを刃先の方向にスライドさせて、使用準備が完了だ。


10円玉との大きさの比較
薄さは10円玉2枚程度
本体表面には貝印のロゴが刻まれている

本体後部にはレバーを収納するためロックがかかっている ロックが外れたところ。この段階ではまだ使用できない レバーをさらに押し込んで使用準備が完了。爪切りらしい外見に変形した

 ここからは、2つの刃で爪を挟んで、パチパチと切るだけ。ちゃんと切れるかどうか心配だったが、実際には、手や足、親指も小指も、ちゃんと切れた。レバーも強度があるので、何の不安もなく力を入れられる。

 というのも、本製品の素材は、刃も本体も含め、全部がステンレススチール製なのだ。普通の爪切りは、刃やレバーに金属を採用しているが、一部にプラスチックを使っているものが多い。本製品は、プラスチックを省くことで小型・薄型化し、さらには全身を金属で固めることで高い強度を誇っているのだ。


使い方は一般的な爪切りと同じ
【動画】実際に爪を切っているところ(WMV形式, 1.1MB)

 ところで、全身が金属ということは、重くはないのだろうか。量ってみると、17gという数値がでた。100円ショップで買った爪切りは46gだったので、2.7倍軽いことになる。たかが数十gの違いだが、取り回しは楽に感じられた。

 ただし、一般的な爪切りのような、切った爪の飛び散らかりを防ぐカバーなどは用意されていない。本体内も狭く、かろうじて、刃内部のわずかなスペースに5片くらい入る程度だ。これが溜まった状態で爪を切ろうとしても、思うようにカットできない場合もある。そのため、こまめな“爪捨て”が必要になるので、面倒くさがりの人にはあまり向かないかもしれない。


100円ショップで買った爪切りとのサイズの比較 切りカスは本体内部に溜まるが、すぐに一杯になるので、こまめに捨てるようにしたい レバーの裏側にはヤスリも備えられている

 最後に、すべてが金属製であることによるデザインの良さに触れよう。シルバー単色でかつ直線的なデザインは、先ほどの100円ショップの爪切りと見比べると、生活感があまり感じられず、生活用品というよりかは、高級な文具のようにも見える。かばんの中に入れているところを誰かに見られたとしても、このデザインなら恥ずかしくないだろう。収納ケースも同梱され、持ち運びやすい点も考慮すると、オフィスユースや出張など外出先での使用にも向いている。

 厚さ1cmにも満たない小さなボディには、爪切りの可能性を広げるアイディアが込められている。爪切りという道具の相場を考えると安くはないが、一度手にとって、その奥深さを感じてみてはいかがだろうか。


収納ケースも同梱されているので、持ち運びも便利 USBメモリーとほぼ同サイズ。見た目もかなり似ている ペンケースに入れてみたところ。あまり違和感がない




URL
  貝印株式会社
  http://www.kai-group.com/
  カイ インダストリーズ(製品情報あり)
  http://www.kai-ind.co.jp/



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2007/10/23 00:04

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