家電Watch logo
記事検索
バックナンバー
【 2009/03/30 】
やじうまミニレビュー
DO-SEE「LEDライト付きスタンドルーペ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
ツインバード「コンパクトフライヤー EP-4694」
[00:01]
【 2009/03/27 】
家電製品ミニレビュー
三菱「蒸気レスIH NJ-XS10J」
[00:02]
やじうまミニレビュー
L.L.Bean「ボート・アンド・トート・バッグ」
[00:01]
【 2009/03/26 】
やじうまミニレビュー
アイリスオーヤマ「サイバークリーン」
[00:01]
家電製品長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」(4/4)
[00:00]
【 2009/03/25 】
やじうまミニレビュー
オーエフティー「自動給餌機 Newビストロ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
日立「クリエア7 EP-CV1000」
[00:00]
【 2009/03/24 】
やじうまミニレビュー
「家庭菜園 かいわれくん」
[00:02]
長期レビュー
シャープ「プラズマクラスターイオン発生器&加湿空気清浄機」 (4/4)
[00:01]
【 2009/03/23 】
やじうまミニレビュー
撥水ペーパーのメモ帳と“現場仕様”のボールペンを試す
[00:01]
長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」 (3/4)
[00:00]

やじうまミニレビュー
ニプロ「ココロメーター CM-1.1」

~唾液でカンタンに測定できるストレスチェッカー
Reported by 清水 理史

ストレスを“見える化”

ココロメーター CM-1.1
 「時間がないから急いで!」、「ちゃんとしなさい!」。我が家ももちろんだが、街中で子供をしかる母親の姿を見かけると、母親というのはさぞかしストレスが溜まるものなのだろうと思うことがある。

 仕事のプレッシャー、人付き合い、家庭や自分への不満など、人は誰しもストレスを感じて生きているものだが、そんなストレスを数値で測ってしまおうというのが、このニプロの「ココロメーター」という製品だ。Amazon.co.jpで24,570円で購入できる。

 パッケージには「医療器ではありません」という注意書きがあり、あくまでも健康の目安などに使う測定器という位置づけだが、これまで漠然としていた「ストレス」というものが測れる興味深い製品だ。

 ストレスなんて目に見えないものを一体どうやって測るのか。そんな疑問を持つ人も多いと思われるが、取扱説明書によると唾液中のアミラーゼの量を測るということだそうだ。

 取扱説明書に記載されている内容をごくかみ砕いて紹介すると、情報として体に受けたストレスが交感神経系を興奮させる。この興奮が体内の自己防衛反応を引き起こし、さまざまな消化酵素を活性化させる。このように活性化させる酵素のうち唾液中に含まれるアミラーゼを測定することで、結果的にストレスの度合いを推定できるとのことだ。

 まあ、なんだかよくわからないという人もいるかもしれないが、言わばストレスの“見える化”といったところだろうか。


右側面
左側面

チップを30秒くわえて測るだけ

 というわけで、実際に測ってみた。測定方法は手軽で、専用のチップで唾液を採取して、測定器本体にセットすれば良い。ちなみに交換用のチップは20枚で3,780円。1回の計測あたり100円を超えると考えると、少々高い。

 専用のチップは、先端に唾液を染みこませるための部分があるプラスチックのシート状のもので、それがホルダーに差し込まれている。このシートの先端部分を舌の下に入れ込むようにしてくわえ、そのまま30秒待てば採取完了だ。

 その後、シートをずらすようにしてホルダー内部に採取位置を移動させ、側面方向から測定器にセット。ホルダーを固定するためのロックを引き起こすと測定開始。しばらくすると、画面にメッセージが表示されるので、それに従ってロックを引き上げ、シートを手間に一段階引くと、その数秒後にストレスが数値として表示される。


専用チップ。これを舌の下に入れて30秒待つ
チップのシートをカチっと音がするまで引く
測定器の側面からチップを挿入。自動的に測定開始

 最初は取扱説明書を見ながらでないととても測定できないが、数回も繰り返せば慣れてカンタンに測れるようになる。理科というか、化学というか、なにやらとても実験的な雰囲気がして、数値が出るまでとてもワクワクさせられる印象だ。


イライラとストレスは必ずしも比例しない

測定が完了すると画面にストレスが数値として表示される
 試しにストレスを測ってみたところ、その数値は「64」。取扱説明書によると、0~30で「ないよ!」、31~45で「ややあるよ」、46~60で「あるよ」、61以上で「だいぶあるよ…」とのこと。64ということは、それなりにストレスはあるようだ。

 と言っても、数値は人や状態によって変わるようなので、一定期間測ってみないことには、それが多いのか少ないのか、どんなときに数値があがるのかがよくわからない。そこで、我が家の家族3人のデータを5日間計測してみたのが以下の表とグラフだ。



 結果を見て驚いた。

 普段からイライラしがちな母親の数値が高いだろうと予想していたが、相対評価ではダントツに筆者の値が高い。特に土曜のデータなどは、脅威の100オーバーとなる125を計測し、実に母親と子供の4倍という結果になった。

 値の上下も、そのときの状況にリンクしているようで、たとえば金曜に子供の値が61と高くなっているが、これは計測の直前までちょっとしたことで母親にお説教されていたことが影響していると考えられる。

 怒っている方もストレスが高いのかと思いきや、お説教後の母親の値は24と5日間でもっとも低い値。もしかすると、イライラしているとか、怒るというのは、ストレスを発散している行為なので、値を下げる効果があるのかもしれない。

 これはなかなか面白い。

 どの会社にも、見るからにピリピリとした雰囲気をかもしだしていて、ちょっとでも触れようものなら爆発してしまいそうな人が1人はいるものだが、実はその人はストレスを抱えていないのかもしれないという仮説ができる。

 どなたか、そんな人に「あなたにはストレスがないはずです」と言って、測定してみてもらえないだろうか。


「鈍感力」を備えていることがわかった

 いや、しかしながら、自分の値がこれほどまでに高いとは思わなかった。確かに測定した週は、次から次へと仕事が舞い込んでくる状況だったが、個人的にはさほどストレスがあるとは感じていなかった。

 筆者は普段から、滅多なことでは怒らないし、ここ最近でイライラしたことを思い返してみても、即座には思い浮かばないほどで、正直、自分ではストレスなんて無縁だと感じていた方だった。しかし、この数値を見ると、それなりにストレスはあるのだが、それをあまり意識していないだけなのだということがよくわかった。

 そういえば、最近、遅ればせながら渡辺淳一著の「鈍感力」という書籍を読んだが、何のことはない自分にも「鈍感力」が備わっていたのだ。それすら気がつかなかったのも、まさに鈍感だったからだろうか。

 ちなみに、「125」という高い数値が測定されてから、妻の筆者に対する態度が以前に比べてやさしくなったような気がする。ストレスとは無縁なんて思っていた筆者が意外に高い数値だったことに驚いたのかもしれない。これは思わぬ収穫だった。





URL
  ニプロ株式会社
  http://www.nipro.co.jp/



PR  




2007/07/05 00:00

- ページの先頭へ-

家電Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.