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家電製品ミニレビュー
エレクトロラックス「ergorapido UPGRADE ZB271RF」

~1台2役の充電式掃除機
Reported by スタパ齋藤

エレクトロラックス・ジャパン「エルゴラピード・アップグレード ZB271RF」。鮮烈なシルキーレッドの2ウェイ・充電式掃除機だ
 ヨーロッパの超巨大家電メーカー、エレクトロラックス社謹製の新型掃除機を導入してみた!! ってナンか最近掃除マニアになりつつある俺だが、使い始めたのは「ergorapido UPGRADE(エルゴラピード・アップグレード) ZB271RF」(以下、エルゴラピード)という製品である。

 エレクトロラックスの掃除機って、以前は、東芝から出ていたエスカルゴでしたっけか、丸い小さい充電式掃除機を使ってたんだが、疑問点が多々あった。ので、以降、全然エレクトロラックス製掃除機には手を出していなかった。が、このエルゴラピードは、そーゆー「エレクトロラックス社のってイマイチ」みたいな拙者的偏見をしっかり拭い去るだけの実用性があった。

 まず2ウェイ掃除機であること。通常はスティック型掃除機状態で使い、細かいところ手近なところを掃除する時は、本体からホンモノの本体ことハンディ掃除機部を取り外して使える。小さな難点として、ハンディ掃除機部を取り外す時は片手で取り外せないこと、また、本体のみでは自立しないことを除けば、この1台2役の機構は非常に便利だ。

 それから充電式であること。充電式掃除機は、思い立ったら即使えるという点が好きだ。コンセントにコードを挿す手間さえ要らないのがイイ。エルゴラピードの場合、サイクロン方式であるからか、小型であるわりには吸引力もそこそこ強い。年に一度の大掃除に床やタタミを徹底掃除!! てな使い方には向かないが、ザラついた床を掃除、風で転がるホコリのボールを除去、紙の切りくずやお菓子の破片など小さな汚れをクリーンナップするには十分な吸引力だと感じる。


本体からハンディ掃除機部を取り外せる。スティック状の部分は、ハンディ掃除機部をスティック状態で使うための大がかりなノズル、と言えよう。って、そんな細かいコト考えず1台2役の便利掃除機として気楽に使おう ハンディ状態のエルゴラピード。この状態で使う場合、先端のノズルを伸ばす。ただ、ホコリっぽい時期にスティック状態で床掃除をし、その後、ハンディ状態でテーブル掃除をしようとすると……ノズル部がけっこー汚れていたりする。ノズル部を拭いてから使うというケースも少なくない スティック部は自立しないので、掃除の過程でハンディ部を一時的におうとすると、スティック部を床とかに横倒しにしないといけないケースが多い。現在も使用中のナショナルBH-622スティック掃除機は自立するのになぁ……。偉いぞ国産!! 頑張れ瑞典産!!

 なお、スティック状態の場合、吸引力の切り替えは[弱](ポジション1)と[強](ポジション2)で切り替えられるが、ハンディ状態では[強]のみとなる。また、ハンディ状態では、ボタンを押し続けないと連続稼働しない。ちなみに、連続使用時間は[弱]で最大約20分、[強]で最大約15分、充電時間は8~10時間(完全放電後は約12~16時間)となっている。

 主にスティック状態でエルゴラピードを使用しているが、このノズル、けっこーイイ感じっす。例えばノズル可動範囲が広く、前後方向に90度くらい、左右に180度くらい首振りする。また4個のホイールの転がりもスムーズ。わりと軽快に掃除ができる。ただ、ホイール部の床への“当たり”は少々気になるところ。うるさくはないものの、やや高い転がり音(コロゴロというよりカラカラという音)がするので、集合住宅での朝夕の掃除だと……下の階の住人に迷惑かもしれない。


【動画】充電中はブルーのLEDが点灯する。ちょっとキレイ。そこから掃除機をスッと取り出して掃除。済んだらサッと充電台に戻す。この手軽さがスティック型・充電式掃除機の良さだ(WMV形式, 672KB) 【動画】スティック状態だと、スライドスイッチにより吸引力を2段階に切り替えることができる(WMV形式, 479KB) 【動画】ハンディ状態では、ボタンを押した時だけ動作する。ボタンを放すと停止。また、吸引力は最大([強]のみ)となる(WMV形式, 511KB)

【動画】ノズル部が後方に約90度可動するので、より広い範囲をスムーズに掃除できる。また、高さのないスペースも掃除しやすい(WMV形式, 672KB) 【動画】ノズル部は左右方向に約180度首振りする。ノズル部裏のローラーにより、斜めや真横に動かすことはできないが、このように滑らかなコーナリング(!?)も可能だ(WMV形式, 736KB) ノズル部裏には4個のホイールがある。ブラシは回転式。床でもカーペットの上でもスムーズに動く

 サイクロン方式ということで、ゴミ捨てが若干厄介かナ!? と思ったが、予想していたよりはスムーズに行なえる。ていうか、ちょっとだけ厄介ではあるが、鬱憤がたまるほどではない。

 集積部にたまったゴミを捨てる方法は3つある。先端のカバーを持ち上げるか、集積部ごと外すか、先端のフタを開いて別の掃除機でゴミを吸い取るか、である。なお、先端のフタを開いて別の掃除機等を使う方法以外は、本体からハンディ部を取り外す必要がある。

 このほか、充電台にも工夫があり、床置き、壁取り付けに対応している。充電台は2つのユニットから成り、台座部分と充電機構部分に分けられるが、充電機構部分のみを壁に取り付ければ、使わない時に壁に掃除機を引っかける感じで収納しておける。なお、充電機構部とエルゴラピード本体の脱着は軽くて引っかかりも少ない。


先端のカバーを開くと、たまったゴミをポイと捨てられる。集積部内側や内部のフィルターにホコリが付着していることも多いが、集積部を外側から軽く叩くなどすればだいたい落とせる
集積部とフィルター部を外してもゴミを捨てられる。ただ、こうするとホコリが舞いがち。ゴミを捨てつつ集積部の汚れをしっかり除去する場合に適した方法だ
先端のフタを開き、そこに別の掃除機の吸引部を当てて吸えば、エルゴラピードにたまったゴミを除去できる。この場合のみ、スティック状態でもハンディ状態でもOK

 てなわけで、十分な実用性を持ちつつ、外見もカッコ良さげなエルゴラピード・アップグレード ZB271RF。細部にもエレクトロラックス社独自の工夫が見られ、実使用上の不都合も非常に少ない。吸引力もけっこー強いので、「一台二役の便利掃除機を」と考えている方は、店頭などで実機に触れてみるといいかもしれない。





URL
  エレクトロラックス・ジャパン株式会社
  http://www.electrolux.co.jp/
  製品情報
  http://www.electrolux.co.jp/household/products/zb271rf/index.html
  掃除機 関連記事リンク集
  http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/cleaner.htm

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2007/06/26 00:00

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