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家電製品ミニレビュー
ナショナル「ステインクリーナー EW1300P」

~お手軽オーラルケアで白い歯をキープ
Reported by 富永 ジュン

ナショナル ステインクリーナー EW1300P
 清潔感やさわやかさの代名詞として「白い歯」を挙げる人は多いだろう。しかし、毎日こまめに歯磨きをしているつもりでも、タバコのヤニやコーヒー、紅茶、赤ワイン、お茶、カレーといった色素の濃い食品を摂っていると、知らず知らずのうちに歯の表面にステイン(着色汚れ)がこびりついて、くすみや黄ばみが出てきてしまう。

 そこで家庭でも手軽にできるオーラルケア製品としてNationalの「ステインクリーナー EW1300P」を取り入れてみよう。価格はAmazon.co.jpで4,050円だった。

 ステインクリーナー EW1300Pは、1分間に3,000回もの高速反転駆動を行なうアタッチメントと専用剤を使って、ステインを除去する製品だ。アタッチメントは、天然ゴム製のやわらかなミニカップで歯の表面の広い部位を磨く「カップアタッチメント」と歯間や歯並びの悪いところを磨くための先が細い「ブラシアタッチメント」の2種類が用意されている。

 また、専用剤はステインを除去する「クリーニングペースト」とステイン除去後に歯の表面をなめらかにしてステインの再付着を防ぐ「トリートメントジェル」の2本が付属する。本体の先にアタッチメントを装着し、専用剤をつけて歯の表面をみがくのが基本的な使い方だ。電動歯ブラシのバリエーションといえば、どのような製品かイメージしやすいだろう。


本体パッケージ
本体、アタッチメント2本、専用剤2本、アタッチメント収納ケースがセットになっている

月に1度の2ステップケア

 それでは、さっそく使ってみよう。本体のグリップ部分は太くなっていて、手のひらにすっぽりと収まる。重さは電池込みで100gと、一般的な電動歯ブラシと同程度だ。まず、本体底面の電池カバーを取り外し、単三乾電池を1本入れる。コードレスなので本体は取り回しやすく、さらに充電の手間がないので使いたい時にすぐに使えるのは便利だ。電池1本で約60分間動作するので、こまめに電池を取り替える必要もない。なお、電池は付属しないので別途用意しておこう。

 次にアタッチメントを取り付ける。本体の刻みとアタッチメントの刻みを合わせてカチッと音がするまで上からまっすぐ押し込む。アタッチメントは右向き、左向きのいずれでも取り付け可能なので、磨きたい部位と本体の握り方によって取り回し安いように取り付け方向を変えるとよいだろう。


本体底面に電池カバーがある。硬貨などをつかって刻みをOPEN側に回すとカバーが取り外せる アタッチメントはラバー製のカップタイプと先が細くなったブラシタイプの2種類 アタッチメントは使わない時は収納ケースに納めておこう

 アタッチメントの先にクリーニングペーストをつけ、歯の表面に直角に当ててスイッチを入れるとアタッチメントの反転駆動が始まる。あとは、歯1本の片面あたり約30秒を目安に、円を描くようにアタッチメントを動かして磨いていく。この時、電動歯ブラシでの歯磨きとは異なり、歯肉にアタッチメントが当たらないように気をつけよう。また、カップやブラシが変形してつぶれるほど強く押しつける必要はない。クリーニングペーストでの研磨が終わったら、アタッチメントを水洗いしてトリートメントジェルをつけ、クリーニングペーストの時と同様に研磨して仕上げる。利用の目安は月1~2回程度だ。

 動作モードは「normalモード」と「softモード」の2種類があり、説明書によるとクリーニングペーストでのステイン除去はnormalモード、使い始めの時やトリートメントジェルでの仕上げはsoftモードを使うように指示されている。筆者は普段から電動歯ブラシを使っているので最初からnormalモードで動作させてみたが、normalモードでも振動が少なくソフトな使い心地だった。使っていてひとつ気になったのは、アタッチメントが比較的短いので奥歯の研磨がしづらいことだ。もう少し長ければ電動歯ブラシと同じ感覚でもっと磨きやすくなるのに、と残念に感じた。


本体のスイッチ。右に回すとnormalモード、左に回すとsoftモード アタッチメントの刻みと本体の刻みを合わせてアタッチメントを差し込む。差し込む方向は右側と左側のどちらでもかまわない

 上手に均一に磨くコツは、専用剤の量を多めにして、特にカップアタッチメントはカップの中に専用剤を入れ込むようにするとよい。この状態でカップの中に専用剤を封じ込め、カップアタッチメントの歯に接する部分がごくごくわずかに広がるぐらいの強さで歯の表面に押し当てると、効果的にステインが落とせる。また、手間はかかるが歯を1本磨くごとに口をすすぎ、アタッチメントに専用剤をつけなおすのがポイントだ。


専用剤はステイン除去用のクリーニングペーストと表面をなめらかにして着色汚れを防ぐトリートメントジェルがそれぞれ1本ずつだ
 クリーニングペーストはやや粉っぽい感触があるものの、ほのかなシトラスミント風味の白いペースト、トリートメントジェルは粘度が高いスペアミント風味の青い半透明ジェルで、どちらも一般的な歯磨き粉と変わらない味がする。嫌な味はしないのでオーラルケア初心者でも抵抗なく使えるはずだ。研磨剤が多く含まれているのはもちろんのこと、泡が立たないので研磨の様子が見やすいのが通常の歯磨き粉と大きく異なるところだろう。

 なお、クリーニングペースト、トリートメントジェルは25g入りチューブがそれぞれ定価630円、替カップアタッチメント、替ブラシアタッチメントはそれぞれ2本入りが定価1,890円で販売されている。

 使用後はアタッチメントを本体から抜き取り、本体上部のカバーをひねるようにして外した後でアタッチメント、本体共に水洗いする。本体は防水加工されているので、水没させてしまわない限りはしっかりと洗えるのが清潔で気持ちいい。

 肝心のステインの落ちについてだが、茶色く変色して完全にこびりついてしまったステインはほとんど落ちなかった。しかし、丁寧に研磨した後は、確かに歯全体のくすみや黄ばみが取れて、色調がワントーンアップしているのが実感できた。どうやら蓄積したステインを落として歯を白くするという積極的なケアよりも、歯科医によるクリーニングやホワイトニングを受けた後の白い歯をできるだけ長い期間維持するというケアに向いているようだ。

 日々蓄積するステインを最小限に抑えて、これ以上歯のくすみや黄ばみを進行させたくない人や、歯科医による高価なホワイトニングを受けても、1年足らずで元の色に戻ってしまうからと二の足を踏んでいる人には、大いにおすすめしたい製品だ。





URL
  ナショナル(松下電器産業株式会社)
  http://national.jp/
  製品情報
  http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=EW1300P
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2007/06/05 00:00

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