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やじうまミニレビュー
ペット用ブラシ「FURminator」

〜最強の抜け毛対策ツール
Reported by 大原 雄介

FURminator Small deShedding Tool
 猫と暮らす際にはかならず付きまとうのが抜け毛。ちょっと細かい話になるが、猫の毛はオーバーコートとアンダーコートからなる。日本語では「上毛」「下毛」とかいうそうな。

 もっと正確に言えば3種類という話もあり、それぞれガードヘア・オーンヘア・ダウンヘアと名前がついていて、オーバーコート=ガードヘア、アンダーコート=ダウンヘアと分類されているが、日本語ではオーンヘアとダウンヘアがどちらも「下毛」だったり、実のところ筆者も両者を区別していなかったりする。

 で、猫には大雑把に年2回換毛期と呼ばれる時期があり、アンダーコートを中心にごっそり抜け替わる(オーバーコートはあんまり抜け替わったりしない)というのは、猫と暮らす皆様は当然ご存知のはず。

 この抜け毛は色々と厄介。まず猫当人(*)にとっては、グルーミングの際に抜けたアンダーコートを舐め取ってしまい、毛球症の原因になりやすい。個人差(*)はあるのだが、ウチにも1人(*)、ヘアボール対策用フードを食べさせないと調子をすぐ崩す子がいる。(*注 筆者宅では猫も人間も区別がない)

 次に人間。当然ながら部屋中に抜け毛が散乱することになる。これがまた掃除が大変というのは、やったことがある人皆さんに同意をいただけよう。特にカーペットにこびり付いたアンダーカバーたるや、専用スポンジでこそぎ落とすといった手間を強いられる。当然ながらPCにも決して良い影響はない。通常のホコリよりも繊維が頑強なので、ファンなどにこびり付きやすく、CPUファンの息の根を簡単に止めてくれたりする困り者だ。

 猫アレルギーをお持ちの方にとっても、このアンダーコートは大問題だ。猫アレルギーの場合、アレルゲンは猫のフケなので、これの対処が重要になってくる。だからといって、大半の猫が大嫌いなシャンプーを毎日やっていたら、逆に猫がストレスで参ってしまうのは明白。そんなわけで、とにかくフケの発生源になりやすいアンダーコートをこまめに取り除くのが現実的な対処となる。


【写真1】手前がスタッフ1号。腹毛を見ると判るとおり、抜け毛多し。奥のスタッフ3号は、相対的に少なめ。とはいえ、抜けることは抜ける
 無駄に前書きが長くなったが、そんなわけで猫と共同生活しているご家庭には、大抵スリッカーとかラバーブラシの類が、それも複数あるんじゃないかと思う。実際ウチも片手で足りない程のブラシ類やら櫛やらが散乱している。それなりにいくつか使ってきた結果で言うと、BEBONの猫用ブラシが割と効果的。屋内のスタッフ(写真1)には短毛用、屋外のスタッフには長毛用が有効だった。

 もっとも、飽きっぽいという共通の性質を持つ猫は、ブラッシングしてもせいぜい1回5〜10分が我慢できる限度で、これだと取りきれないというのが正直なところ。まぁ毎日こまめにブラッシングしていればいいのだが。

 そんな折にたまたま見つけたのが今回のお題のFURminator(ファーミネーター)。製造元の“Demos”の写真やムービーを見ると「なんじゃこりゃぁ」と言いたくなるほど、よく取れることになっている。そんな折に筆者の猫友達が既に所有していることを聞いて、ちょっと借用してみることにした。

 今回レビューするFURminatorは製造元が“Small deShedding Tool”と呼んでいるもので、刃の幅が1.75インチ(45mm)のもの。楽天市場で「FURminator」と検索すると、たくさん出てくる。販売価格はおおむね5,000円前後のようだ。

 他に“Medium deShedding Tool”(2.65インチ/67mm)と“Large deShedding Tool”(4インチ/102mm)という幅広のものもあるが、これは大型犬用。

 最近同社は新しく“deShedding Tool for Cats”と“deShedding Equine Tool”をリリースしており、前者が猫用に毛玉対策を施したもの、後者は馬用である。この猫用はちょっと気になるが、まだ国内で扱っているところがないし、これまで同社は“Small deShedding Tool”を犬・猫用として販売してきていたので、特に問題はないだろう。気になるのは刃先であるが、実は意外と厚みがあり、当てたからといって皮膚が切れてしまったりする心配はない(写真3、4)。


【写真2】もちろんこの状態で力を込めて左右に動かしたりすると、さすがに傷はできるかもしれないが。ただ刃の両端はご覧のように丸められており、傷つく心配は案外に少ない 【写真3】刃を反対からみるとこんな感じ

 使い方は簡単。こんな具合(写真4)に刃を当てて、そのまま後ろに引くだけだ。3回ほど引っ張った後はこんな具合(写真5)。これだと判りにくいというかたは動画をどうぞ。5分ほどブラッシングした結果はこんな毛玉のできあがりである(写真6)。


【写真4】この写真で言えば右から左に引っ張る感じ。力を入れずにゆっくり引っ張ってもかなり抜け毛が取れるし、本体の重さで適度に圧がかかるから、無理にFURminatorを猫に押し付ける必要もない 【写真5】ちょっと使っただけでこの取れ方

【写真6】メジャーを当ててもいまいち判りにくいかも。大雑把に言えば、直径10cmの毛玉の塊である。圧縮すると当然小さくなるが、それでもゴルフボール並の高密度な塊だ 【動画】FURminatorをかけるようす(WMV形式, 671KB)

 調子に乗って他のスタッフにも掛けてみると、どのスタッフにも意外と好評である。ただ、相対的に毛が薄いスタッフ3号については、長時間ブラッシングしているとだんだん痛くなってくるようで、むしろBEBONの方が好評だった。そういう意味では、FURminatorは毛が「みっちり」している猫向けといえるだろう。

 もうひとつ注意点は毛玉。毛玉を持っている猫にFURminatorを使うと、がっちり毛玉を捕らえてしまい、えらく痛がらせることになりかねない。毛玉除去に関してはラバーブラシの方が遥かに効果的であり、両者を併用するというのが正しいアプローチだろう。

 上で触れた“deShedding Tool for Cats”は、この対策を施したもの(説明を読むと、「毛玉の除去に役立ちます」なんて記載がある)だと思うが、こちらは試していないので今のところ何ともいえない。次の海外出張の折にでも(売っていれば)買って来たいとは思っているのだが。

 ちなみにこのFURminator、Amazon.comだとわずか$21.99である。ところが米国外発送は不可能なところばかり。国内だと5,000〜10,000円程度の価格付けになっており、ちょっと割高感があるのは残念である。とはいえ、確かに抜け毛対策に絶大な威力を発揮するのは間違いなし。ぼちぼち冬毛→夏毛への換毛がピークの時期であり、対策にお困りの方にはぜひ検討をお勧めしたい。





URL
  FURminator(英文)
  http://www.furminator.com/

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2007/05/08 00:13

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