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アレッシィ「毛玉取り器 SG76」
~ペンギンデザインのユニークな毛玉取り器
Reported by 本誌:伊藤 大地
毛玉取り器 SG76
4月も終わりに近づき、徐々に暖かくなってきた。そろそろ冬物をしまい込んでもいい時期だろう。
来年の冬まで、きれいな状態で衣類を保管しておきたいのだが、気になるのが毛玉だ。特に着込んだ衣類や起毛の素材に付きやすく、取っても取っても、気づくと毛玉だらけになっている。そこで毛玉取り器を導入しようと考えた。
とまあ、紹介する理由をいちいち述べる必要もないくらい、今回の製品、アレッシィの「毛玉取り器 SG76」の魅力ははっきりしている。そう、その強烈なデザインだ。
写真を見ていただけるとわかると思うが、ペンギンなのである。くちばしの部分の先がラッパ状に広がっており、その先端が毛玉を取るヘッドになっている。顔だけを見ればタコのように見えるが、引いた位置から見ると、青の背中に腹部が白というカラーリング。まさしくペンギンである。ペンギンというと、オモチャっぽい外観をイメージされるかもしれない。しかし、この製品は無駄な描写が一切なく、ペンギンだと思わせるのに必要な最低限の要素だけで表現されているため、まったく子供っぽい感じがしない。さすが、楽天で5,880円(送料別)もするだけのことはある。
青の背中に腹部の白。見た目はまさしくペンギンだ
正面から見たところ
後ろからだとペンギンには見えない
この製品をデザインしたのはステファノ・ジョバンノーニ。NTTドコモの携帯電話「N904i」やフィアット・パンダ、TOTOのシンクなどを手がけたイタリア人のプロダクトデザイナーだ。アレッシィからは楊枝入れやトースターなど、キッチン回りのグッズを多数発表している。
毛玉取り器というと、ディスカウントショップで激安販売されている製品をどうしても思い浮かべてしまうが、そういったイメージを一新するデザインだ。ちなみに、グリーンやレッドのカラーバリーエーションもあり、こちらはペンギンというより、エイリアンのような外観でまた違った印象だ。
毛玉取りとしての機能はごく一般的なもの。回転刃により衣服の表面の凹凸、つまり毛玉を刈り取っていく仕組みだ。ペンギンの口に当たる部分を回転させると、3段階に衣類と刃との間隔を調節できる。距離が近すぎて、衣服の繊維を傷つけてしまうのを防ぐためだ。口の部分がラッパのようになっていたのは、ちゃんと理由があったわけだ。
外刃の周囲はラッパ状になっている
“ラッパ”を回転すると、刃と衣類の距離を3段階に設定できる
3枚の刃が回転し、毛玉をカットする
電源スイッチは目の部分にある。一度押すと電源ON、もう一度押すと電源OFFだ。回転刃の間隔を決め、電源を入れたらあとは衣服に当てていくだけ。本体を衣服に強く押しつけると、素材そのものを傷つけるので軽く当てていくようにかけていく。
刈り取った毛玉は、ペンギンの腹の部分に溜まるようになっている。腹の部分のケースを外すと、掻き込んだ毛玉の塊が出てくる。細かいところのデザインも行き届いており、ケースの裏にはメンテナンス用のブラシが収納されている。実にムダのないデザインだ。
電源は単三乾電池2本。前述の腹の部分のケースにさらに電池ボックスのフタが付いており、これを外すことで交換できる。電池寿命については、取扱説明書にも明確な記載はない。
置いているだけで存在感があるデザインは、ほかの製品にはない魅力だ。デザイナーズ家電には、機能面や使い勝手をまったく無視した物も少なからずあるが、これは実用性も高く好感が持てる。自分で買うのはためらわれる価格だけに、プレゼントにも良いだろう。
毛玉がビッシリ付いたトレーナーに使用してみる
【動画】毛玉を取っているようす(WMV形式、約2.6MB)
あれだけあった毛玉も、ここまできれいになった
毛玉は腹の部分のケース内に溜まる
電源スイッチは“目”の部分
電源は単三乾電池×2本を使用。腹の中のカバーを取り外してセットする
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URL
アレッシィ(英文)
http://www.alessi.com/
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2007/05/07 00:00
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