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象印マホービン「タフマグ」

〜冷たい/温かいを長時間キープするハンディ型魔法瓶
Reported by 本誌:正藤 慶一

タフマグ SM-AD50-BF
 コンビニエンスストアのドリンクコーナーでは、棚に並ぶジュースやお茶のほとんどが、500mlサイズのプラスチック製ペットボトル容器に詰められている。フタを閉めて持ち歩き、好きなときに飲めるという利点があり、私もそうした点を気に入って、よく購入している。

 そんなペットボトルだが、保温性が悪いという欠点がある。せっかく買った冷たい(温かい)飲み物も、そのまま何もせずに放置しておけば、当たり前だがぬるくなってしまう。おまけに、冷たいジュースが入ったペットボトルが温くなると、容器の内外の温度差により結露が発生してしまうため、バッグの中に入れておくこともできない。一応、ペットボトル用のカバーもあるが、布製のものは保温力が低く、また断熱仕様のものは割高で手を出しにくい。

 それでも、ジュースやお茶は持ち歩きたい……そんな要求を満たした商品が、象印マホービンの魔法瓶「タフマグ SM-AD50-BF」だ。“魔法瓶”と聞くと、子供の頃、遠足に持って行った水筒が思い起こされるが、本製品は小型化することで、携帯性を向上させたものだ。このジャンルの製品は“マグボトル”“ハンディボトル”などと呼ばれ、各社からいろいろな商品が出ている。この商品に決めたのは、500mlというペットボトルと同じ容量であり、Amazon.co.jpでの価格が1,980円と、魔法瓶にしては比較的購入しやすい価格だったことも決め手だった。

 本体サイズは70×215mm(直径×高さ)で、500mlペットボトルとほぼ同じ数字だ。ただし、ペットボトルは、頂上部が細くなっている“円錐形”のような形状だが、本製品は“円柱型”。見た目はかなりがっしりしており、力強い印象を受ける。

 本体カラーはブラックで、渋い印象を受ける。本体中央部を見ると、「Fill it up with your favorite drink and take along with you wherever you go!」というメッセージが書かれていた。「好きな飲み物を入れて、どこにでも一緒に持って行こう」というこの製品のポリシーが伺える。


本体サイズは70×215mm(直径×高さ)で、500mlペットボトルとほぼ同程度 本体中央部には「Fill it up with your favorite drink and take along with you wherever you go!(好きな飲み物を入れて、どこにでも一緒に持って行こう)」と書かれている

 500mlのペットボトルのお茶を、本体に注ぎ込んでみると、しっかり注ぎきれたものの、容器内のお茶が、容量の目安となるラインを少々オーバーしてしまった。フタを閉める際には、ちょっと飲んで、内容量を減らす必要がある。なお本体にはコップとなるものは同梱されていないので、飲む場合は、ペットボトルと同じでボトルに直接口をつける。

 “魔法瓶”と聞くと、何やら重たいようなイメージがあるが、本体内に水を入れ状態の重さは、714gだった。ペットボトルの529gと比較すると、200gほど重いが、思ったほどではない。バッグに忍ばせる程度なら、問題ないだろう。その分、材質の性能は高く、冷水(熱湯)を入れても、手で持った感じは“ちょっと冷たい(温かい)かな”といった程度だ。本体表面に熱を伝えにくいので、結露もなく、熱湯の熱でやけどをしてしまうこともない。このあたりは、さすがに“魔法瓶”といったところだ。

 パッケージのただし書きによると、本体内に94〜96℃のお湯を入れた状態で密閉し、放置した場合は、1時間で87℃以上、6時間で71℃以上の保温能力があるという。冷水の保温能力については書いていなかったので、先ほど本体内に入れたお茶を放置して、温度の経過を計測してみることにする。測定開始時は7.7℃だったが、1時間後は8.8℃、6時間で12.0℃という結果になった(室温は22℃程度)。12.0℃と言えど、飲んだ感じは、最初とあまり変わりなく冷たかった。これに氷を入れておけば、さらに高い保冷効果が期待できそうだ。


水は、内部の出っ張った部分から1cm下がったあたりが目安となる 本体内に水を入れた状態での重量は714g ペットボトルのお茶は528g

ペットボトルに入った7.1℃のお茶を本体内に入れ、温度がどれほどぬるくなるかを測定してみる 1時間後のお茶の温度は8.4℃ 6時間後は12.0℃だった。飲んだ感じでは、測定開始時との温度差を感じなかった

 実際に、ペットボトルの冷茶をSM-AD50-BFに移し、オフィスで使用してみたところ、これがなかなか快適だ。これまでは、冷たさをキープするためには、冷蔵庫に入れるなどの対策をしなければならなかったが、これは机の上に置いたままで冷たい。

 気に入ったので、SM-AD50-BFよりも容量が小さめ(360ml)の「SM-AE35」を購入し、自宅で「コーヒー用」として使用している。いままでは、コーヒーサーバーに数杯分を作り溜め、冷めてしまったのをレンジで温め直していた。しかし、SM-AE35は淹れた当時の熱をキープしてくれるので、最後までアツアツが味わえる。しかも、コーヒーカップを使うこともなく、直接飲めるというのもイイ。


オフィスで使用してみた。わざわざ冷蔵庫に入れる手間が省けるのが良い 家では淹れたてのコーヒーをタフマグに移して使っている。温め直しの手間も省ける

 本製品のもう1つのポイントは、喫茶店でマイボトルとして使用できる点だ。メーカーの象印マホービンでは「マイボトルでどこでもカフェ」と称して、全国各地のカフェにボトルを持参すると、購入したドリンクを入れてくれるキャンペーンを行なっている。私も実際にカフェでこのサービスを受けてみたが、余計な容器を使わないので、ゴミを捨てる必要もなく、なかなか便利に感じた。自分でコーヒーを淹れる手間けるのも良い。ただし、500ml一杯にコーヒーを入れると、1人では量が多すぎるかもしれない。入れすぎに注意しよう。

 難点は、細長い形状のため、洗浄する際にスポンジが奥まで届かないところだ。そのため、説明書にあるように「柄のついたスポンジブラシ」を用意する必要がある。360mlサイズの「SM-AE35」「SM-AV35D」では、普通のスポンジでも底まで届いたので、気になる方は、そちらをチョイスされたい。

 もちろん、ペットボトルよりも初期投資は若干かかるが、お茶を自分で用意したり、容量の多いお茶を買って継ぎ足すなどをすれば、長期的に見れば経済的にも安く済むはずだ。そういう点では、ペットボトル容器を無駄遣いしないので、省エネという観点からでも価値がありそうだ。

 持ち運びのよさに加えて、“冷たさ(熱さ)をキープ”、“喫茶店でマイボトルとして使える”、“低コスト”、“省エネ”など、ペットボトルにない点をいくつも備えた商品だ。ゴールデンウィークに出かける際には、バッグに本製品を入れておくことをお勧めしたい。


象印では、ボトルを持参すれば、容器にドリンクを入れてくれる「マイボトルでどこでもカフェ」を行なっている(撮影協力:リエッタ・ネロ) マイボトルカフェキャンペーンを行なっている店舗では、このマークが掲げられている ペットボトルの持ち込みを禁止するスタジアムもあるが、タフマグなら大丈夫。観戦の強い味方になってくれそうだ




URL
  象印マホービン株式会社
  http://www.zojirushi.co.jp/
  製品情報
  http://www.zojirushi.co.jp/syohin/outdoor/mugbottle1.html
  どこでもカフェ
  http://www.zojirushi.co.jp/cafe/index.html



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2007/04/25 00:00

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