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やじうまミニレビュー
ダイヤテック「モバイルクルーザー 2.0」

~2つのUSB機器を同時に充電できるACアダプタ
Reported by 本誌:伊藤 大地

モバイルクルーザー 2.0 PLS10CHW
 先週、本コーナーで、AC電源からUSB機器を充電する「モバイルクルーザー」を紹介したが、3月下旬になって出力をアップし、2つの機器の同時充電に対応した「モバイルクルーザー 2.0」という新製品が発売されているので、本日はそちらを紹介したい。チェリーケーブル付きのパッケージ「PLS10CHW」を購入した。Amazon.co.jpでの価格は1,811円だった。

 AC→USBの変換アダプタは、汎用性が高く、ケータイやiPodを始めとする音楽プレーヤー、携帯ゲーム機など幅広い機器を充電できるので、出張などに便利だ。

 さて、新しく発売されたモバイルクルーザー 2.0(以下2.0)だが、従来のモバイルクルーザー(以下1.0)との違いは、大きく分けて出力、サイズ、重量の3点に集約される。240V対応や180度回転するプラグなどの仕様に変更はない。


モバイルクルーザーシリーズ
製品名直販サイト価格出力本体サイズ
(幅×奥行き×高さ)
本体重量
(実測値)
モバイルクルーザー(PLS5USBW)1,260円1,000mA50×55×17mm37g
モバイルクルーザー 2.0
チェリーケーブルセット(PLS10CHW)
1,880円2,000mA60×60×18mm89g
(ケーブル込み)
モバイルクルーザー 2.0
チェリーケーブルなし(PLS10USBW)
1,680円57g


 まず、出力は1,000mA(DC5V)だった1.0から2.0では2,000mA(同)と倍になっている。2.0では、2,000mAの出力をチェリーケーブルで二股に分けることで、1,000mAを2ポートに供給する仕組みだ。これによりケータイとiPodなど2つの機器を同時に充電できるようになっている。

 ちなみにAC→USBのアダプタはモバイルクルーザー以外にも類似品が多くあるが、それらの大半は出力が500mAだ。というのも、USBの規格上、1ポートへの電力供給はDC5V/500mAに定められており、これに従っているからだ。モバイルクルーザーシリーズでは、あえてUSBの規格以上の出力を出すことで、より充電スピードを上げていることが特徴となっている。

 1.0から2.0は前述の通り、出力が2倍になっているがその分、本体サイズや重量も初代より一回り大きくなっている。実際に手に取ってみると、携帯電話のACアダプタとほぼ同じくらいの大きさだった1.0に対し、一回り大きい印象だ。特に差があるのが重量で、チェリーケーブル込みの重量は89gと、初代の37gの倍以上となっている。


PLS10CHWのパッケージ ケータイとiPod nanoを同時に充電 PLS10CHWに付属するチェリーケーブル

USBポート
プラグは180度回転する 手のひらとほぼ同じ大きさ

 つまり、2つの機器を1,000mA出力で充電することだけを考えれば、1.0を2個持ち歩く方が、トータルの重量は15g軽いことになる。しかも、2.0+チェリーケーブルの場合、チェリーケーブルにさらに、iPodやケータイなどの充電ケーブルを接続するので、取り回しも悪くなるし、見栄えもよくない。

 「1.0×2個」と「2.0+チェリーケーブル」のどちらを選ぶかは、重量を含めた取り回しの良さ、スマートさを取るなら1.0×2個に、消費するコンセントの口を1個に抑えたいなら2.0に、ということになりそうだ。

 比べて使用すると、やはり本体に2個、USBポートがあってほしいと強く感じる。特に出張の際などは、ケーブル類をまとめてカバンに放り込むことが多いため、絡む要素、つまりチェリーケーブルがないほうがより望ましい。ぜひ、「モバイルクルーザー 3.0」では、2,000mA出力と本体2口ポートの双方を実現してもらいたい。


従来機種と比較。手前が従来機種。奥が2.0 一回り大きいという印象だ

厚みは1.0が17mm、2.0が18mm 見た目でもわかる大きさの差 1.0の重量は37g

本体とチェリーケーブル合計の重量は89g 本体のみの実測重量は59g チェリーケーブルは29g




URL
  ダイヤテック株式会社
  http://www.diatec.co.jp/
  製品情報
  http://www.diatec.co.jp/products/det.php?prod_c=465

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2007/04/18 23:59

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