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やじうまミニレビュー
TOTO「トラベルウォシュレット YEW300」

~どこにでも持ち歩けるウォシュレット
Reported by 本誌:伊藤 大地

トラベルウォシュレット
 泊まりがけの出張でビジネスホテルを探す際、ネット環境とともに必ずチェックするのは、温水洗浄便座があるかどうかだ。慣れというのは怖いもので、数年前までトイレットペーパーだけで処理するのが当たり前だったのに、今は温水洗浄便座以外受け付けない体になってしまった。

 国内出張ならば、まだ温水洗浄便座のある宿を探せば済むのだが、海外はそうはいかない。まともなチェーンホテルでも、温水洗浄便座を備えたところはほとんどお目にかかれない。

 TOTOのウォシュレットが紹介される際、「ウィル・スミスやマドンナも病みつきになった」というエピソードが持ち出されるが、逆に言えば、あのクラスのセレブリティでさえ、最近まで知らなかったということもできる。

 そこで、なんとか持ち運べる製品がないかと探してみると、すぐに見つかった。最大手TOTOのその名もズバリ「トラベルウォシュレット」という製品だ。希望小売価格は11,550円。Amazon.co.jpでの購入価格は7,840円だった。


パッケージ
使用時は本体を伸ばし、タンクに水を入れる
電源スイッチ

 ちょっと乱暴かもしれないが、この製品をごく簡単に言いあらわすと、おしり専用の水鉄砲という表現が思いつく。筒状の本体に水を溜めて、乾電池駆動のモーターを使って、ノズルから水を吹き出す仕組みだ。

 本体は伸縮する筒状になっている。携帯時は水のタンクとなる部分に、ノズル部を格納してコンパクトに、使用時はノズル部を引き出して使うわけだ。本体サイズは携帯時で67×46×130mm(幅×奥行き×高さ)、使用時で67×46×298mm(同)となる。ノズルを格納した状態で、感覚的には、500mlサイズのペットボトルを一回り大きくしたくらいの大きさだ。カラーバリエーションは今回レビューするブルーに加え、ピンクも用意されている。

 電源は単三アルカリ乾電池1本を使用。水の汲み上げ性能を確保するため、アルカリ専用とされており、マンガン乾電池を使用した場合、「水勢が弱くなり、使用回数が大幅に減少します」と説明書にはある。電池寿命はアルカリ電池使用時で約50回だ。

 なお、パッケージには持ち運び用のポーチが付属する。そのままカバンに放り込むのは抵抗がある製品だけに、こうした配慮はうれしい。

 さっそく使ってみよう。まず、ノズル部を引っ張り出し、使用時の状態にする。次に、本体底部にあるスライド式のフタを外し、ぬるま湯をタンクに注ぎ込んだら、準備は完了だ。タンクの容量は約180ml。コップ1杯強くらいの水量にあたる。

 なお、YEW300には、入れた水を温める機能はない。タンクに入れた水がそのまま噴射される。暖かい季節ならば問題ないが、冬場の水道水をそのままおしりに吹きかけるのはツラいところ。なんとかぬるま湯の出る水道は確保したいところだ。

 ノズルの先端には水圧を調節する仕組みがある。吹き出し口の穴が、3つと5つの2通りから選択できるのだ。水を汲み上げる量は決まっているので、当然のことながら、5つ穴で出した場合は水圧が弱く、3つで出した場合は強くなるようになっている。


電池は本体底面にある
電源は単三乾電池1本
本体正面に水タンクのフタがある

折りたたんだノズルを引き出して使う
3つ穴のとき
5つ穴のとき

【動画】3つ穴(標準)モードで洗面器に当てたところ(WMV形式, 575KB) 【動画】5つ穴(ソフト)モードで洗面器に当てたところ(WMV形式, 768KB)

どちらかというと、前から当てる方がやりやすい
 切り替え操作は単純だ。ノズルの先端が伸縮式になっており、先端を引っ張ると穴が5つに、先端を根本方向に押し込むと、穴が2つ隠れて、3つになる。穴5つで使用したときの噴出水量は秒間9ml、3つの場合は同8mlだ。タンク容量から計算すると、5つのときで20秒、3つのときで約22~23秒の洗浄ができることになる。

 本体を手に取ると、ちょうど親指に当たる部分に電源スイッチがある。ここを押せばモーターが動きだし、1秒と経たないうちにノズルの先端から水が噴き出すようになっている。電源はON/OFF切り替え式ではなく、押している間だけ水が噴き出すタイプだ。動作時の「ウィーン」という音はそれほど大きくないので、公衆トイレなどで使う際も気にはならないだろう。

 おしりに当てる前に、まずどんな具合で水が噴き出すかを透明のボウルを使って試してみた。確かに、5つ穴は肌に優しい。

 次に、おしりへの当て方だが、前側から腕を足の間に通して当てる方法、後方から狙う方法の2つがある。両方試してみたが、前側からをお勧めしたい。後ろ側からだと、当てる位置の調節が難しいのだ。

 実際に使い出すと、なかなか気持ちいい。据え付け型だと、勝手にノズルが動くだけだが、なにしろ自分の手で動かしているので、思い通りになるのが気持ちいい。本体を持っている手と、水が噴き出しノズルまでは約20cmほど距離があるため、おしりに当たった水が反射して手にかかることもほとんどない。また、180mlというタンク容量も、1度使う分には十分の容量だ。洗い上がりの爽快感は、据え置き型と全く変わらない。

 1つ気になるのは、使った後の処理だ。ノズルには抗菌加工が施されているものの、ノズル先端部には、おしりに当たった後の水が大量にかかることになる。洗浄した後、トイレットペーパーでおしりを拭くわけだが、そのときに決してキレイとはいえないその本体を、どこに置こうか迷うのだ。立てて置くと、ノズル先端の水がグリップ部に垂れてきそうでイヤだし、寝かすのも床に水が落ちそうで気が引ける。

 現在はどうしているかというと、まず、洗浄後、自分のおしりより先に、トイレットペーパーでノズル先端をさっと一拭きし、本体を床に置いた上で、自分のおしりを拭くようにしている。ノズルを拭き取るのは決して気分がいいものではないが、仕方がない。ノズルの衛生面を考えると、除菌ウェットティッシュなどと組み合わせて使いたいところだ。

 このあたりは、個人差が大きい部分で気にならない人もいるだろう。ともかく、自分の衛生感覚と相談しながら、うまくつきあっていく必要がある。

 据え置き型の温水洗浄便座を取り付けるのは、本体の価格にしろ、工事にしろ、負担が大きい。トイレの設備によっては、取り付け自体ができないこともあるだろう。その点、この製品では価格も手ごろで、場所を選ばない。出張の多い人はもちろん、一人暮らしや賃貸住まいの人にお勧めしたい。





URL
  TOTO(東陶機器株式会社)
  http://www.toto.co.jp/
  製品情報
  http://www.toto.co.jp/products/toilet/t00004/07.htm



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2007/04/18 00:00

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